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2006年4月20日 (木)

茶産地育成事業 ①伊藤園農業技術部の方に聞きました

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茶葉の育ち具合を注意深く見る、伊藤園農業技術部の

伊藤章雄さん(左)と虎尾健志さん(右)


伊藤園の取り組みのひとつに、“茶産地育成事業”というものがあります。


缶入りやペットボトルの緑茶飲料が普及し、お茶を飲むということが私たちの生活の中で日常的なこととなりました。その結果、国内の年間緑茶消費量は現在11万トンまで上昇。1人あたり、20リットル以上を飲む計算になるそうです。それに対し、国内生産量は年間9~10万トン前後で推移している状況。また全国的にみるとお茶農家の数も減少しているそうです。すなわち「お茶が足りない!という状況になっています。


そこで「お~いお茶の原料茶葉は国産100%」を掲げる伊藤園は考えました。「自分たちで、国内に茶園を作ってしまおう!」そしてその結果生まれたのが、この“茶産地育成事業”というわけです。



有明町からちょっと足を伸ばして、宮崎県都城市へ行ってみました。なぜなら都城市では、伊藤園農業技術部が茶産地育成事業として、産地のみなさんとともに、お茶の植え付けを行っているからです。都城ではお茶の樹の植え付けを2001年からはじめて、今年で100ヘクタールの面積が完了します。そして去年から一部の茶畑では摘採が始まっており、茶葉の品質とともに今後の収穫量にも期待が持てるそうです。


今日は、伊藤園が都城市で、直接大規模な農地開発を行っていることに関して、伊藤園農業技術部の伊藤章雄さんと虎尾健志さんに、いろいろとお話をおうかがいしたいと思います。


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伊藤章雄さん(左)と虎尾健志さん(右)


~まず、茶産地の方々と直接話し合いながら茶園を造成してゆくメリットは、何ですか?


「茶園を造成する段階から入り込んで話し合っていきますと、栽培から緑茶飲料などの商品になるまで一貫した考えの元にお茶を作れるということがあります。どういったものが欲しいのか、産地のみなさんに直接自分たちの理想のお茶のイメージを伝えることが出来ます。」(伊藤さん)


~良質な国産の茶葉を安定して確保する意味を教えてください


「ご存知かと思いますが、伊藤園の「お~いお茶」は国内産茶葉を100%使用しています。これは、国内産茶葉を使用することが、まず安心安全であり、そしてこれからも変わらない、良い品質につながると考えているからです。」(虎尾さん)


~なるほど。そういった意味でも茶産地育成事業という取り組みをされているんですね。


「はい。それに様々な品種の茶葉を多く確保することは、製造できるお茶の香りや味のバリエーションも広がり、お客様の多様なニーズにも素早く、柔軟に対応する事が出来ます。伊藤園が今のように良質な国産原料を安定確保できているのは、これまで築いてきた全国の茶産地の方々との信頼関係があるからです。」(伊藤さん)


~都城の方々との関わり合いの中で、重視していることは何ですか?


「もちろんこの事業には、伊藤園が国産茶葉を安定的に確保したい、という面があります。しかしそれと同時に、茶葉を作ってくださる茶産地の方には、出来るだけ安心して茶葉に専念していただきたい。つまり、共存共栄を目指して日々取り組んでいます。」(伊藤さん)


~よろしければ、今後の事業の展開を教えてください


「まずは都城市をモデルとして、主に南九州を中心に、国内で1000ヘクタール規模までの拡大を目標にしています。将来的には都城のような例が増えていき、そこが全国的に有名な茶産地の1つに数えられるようになってくれればと思っています。」(虎尾さん)




いかがでしたか?私たち消費者にとって、食べ物飲み物の原料が安心・安全であるという事は、本当に大事ですよね。特に毎日のように口にする、日本人の大好きなお茶に関しては、なお更の事ではないでしょうか。


「お~いお茶」シリーズ(飲料・茶葉)商品が私たちの手元に届くまでに、実に多くの人々が関わり、私たちの安心・安全に気を配ってくれているんですね。

というわけで、今日は伊藤園が行う茶産地育成事業というお茶の農地開発(茶畑づくり)のことについて、お話させていただきました。

そこで明日は、実際にお茶の樹がどのように植えられ、育てられているのかをお伝えします。

お楽しみに!

2006年4月20日 | 伊藤園情報 |

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