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2006年4月 6日 (木)

堀口家直伝!緑茶の美味しい淹れ方

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わたくし最近、堀口家の緑茶の美味しさの秘密は、茶葉の品質はもちろんのこと、堀口家こだわりのお茶の淹れ方にあるのではと気付きました。そこで今回はみなさんお待ちかね!「緑茶の美味しい淹れ方」について聞いてきましたよ~。アドバイスをしていただくのは泰久さんの奥様、けいこさんです。


「けいこさん、よろしくお願いします!」

「はい、よろしくね~。」



早速、けいこさんに緑茶を淹れていただきました。内側が真っ白い湯飲み茶碗に、深い独特の緑色が映え、注いだ瞬間、上品な香りがふわっと漂います。では失礼して・・・うわあ、まろやか~!かすかな渋みを伴った独特の甘さが、舌の上にとろけて広がって・・いやはや何とも、幸せな感じ。ほっとする美味しさ。


「美味しい!お茶って選び方や淹れ方をマスターすると、美味しさが格段にアップするんですね。」


「そうですね。いいお茶の葉を手に入れても、そのお茶に適した淹れ方を知らないと美味しく飲めないんですよ。」


「それです、それ。教えてくださ~い。」


という訳で、けいこさんから教わった「堀口家直伝!緑茶の美味しい淹れ方」をご紹介。みなさん、メモの準備はよろしいですか?


ポイントその1

「水を選びましょう」

美味しいお茶を飲むためには、まず水選びの段階からこだわりましょう。お茶を淹れる時の水の質が、そのお茶の味、香り、色に大きく影響するからです。水には“軟水(なんすい)”と“硬水”の2種類があります。水に含まれるカルシウムやマグネシウムの量が多いものを硬水、少ないものを“軟水”と呼びますが、お茶を淹れるには“軟水”が適していると言われています。


ポイントその2

「お湯の温度に気をつけましょう」

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お茶を淹れるときに次に大切なのは、お湯の温度です。沸騰させた湯を人数分湯飲みに一度注ぎます。それを湯冷ましと呼ばれる器に入れて(湯冷ましが無い場合、湯飲みに入れたままで結構です)冷まします。


煎茶の場合は80℃。これは、湯冷ましを手に持って「熱いな」と感じる程度です。熱すぎると、渋味の成分が溶け出し、渋みが強くなってしまうので注意しましょう。上煎茶の場合は、70℃ほどまで温度を下げると美味しくいただけます。湯冷ましすることで、うま味成分のアミノ酸が抽出されやすくなるのです。茶葉の種類に合わせて湯冷ましの時間を微妙に変えられれば、あなたもお茶のプロの仲間入り?



ポイントその3

「茶葉を浸す時間に注意!」

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湯を冷ましている間に、急須に茶葉を入れます。一人前でティースプーンに軽く2杯(4g)が目安です。湯を冷まし終えたら、茶葉の入った急須へ注ぎます。このときのお茶の葉を湯に浸す時間“浸出時間”もお茶の美味しさを決定する大事な要素。煎茶の場合は、ふたをして約60秒から90秒。これまた長すぎると渋みが出ますし、短すぎるとお茶のうま味が十分に引き出されません。


ポイントその4

「うま味をひき出す注ぎ方」

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さて浸出が終わったら、湯飲みにお茶を注ぎましょう。濃さが均等になるように、人数分の湯飲みに数度に分けて注ぎます。一人分を注ぐ時でも、お茶は数度に分けて注ぎましょう。これまた、うま味を出す効果があります。そして大事なことは、最後の一滴まで注ぎきること。これは、2回目に淹れるお茶、つまり2煎目のお茶に渋さを残さないため。急須に湯を残してしまうと、その中の茶葉から多くの渋味成分が溶け出してしまうそうです。


ポイントその5

「淹れる度に違う美味しさを楽しめます」

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2煎目は湯冷ましの時間を短くし、浸出時間も短くし早めに注ぎます。3煎目は、より熱い温度で手早く淹れましょう。浸出時間も短めに。1煎目は香り、2煎目は味を楽しみ、3煎目は熱い湯でさっぱりした飲み口の中にほどよい渋みを楽しむ。お茶菓子を楽しむには、少しの渋みがある方が口に合うそうですよ。


どうです、一度のお茶の中に、ここまで豊富な味の楽しみ方が。しかも、淹れる人の微妙なさじ加減と工夫が、更に味のバリエーションを広げます。


それに飲んだ時の「ほっとする」感じは、淹れてくれる人の「おもてなしの心」を感じるためかもしれませんね。その時にしか出会えないお茶の味を、誠心誠意のおもてなしの心で作る。「一期一会(いちごいちえ)」というのはもともと茶道の言葉だそうです。私、地元に戻ったら急須と湯飲みを買って、今後は部屋に訪れるお客さんをお茶でもてなそうと、本気で考えています。



いかがでしたか?美味しいお茶の淹れ方、お分かりいただけましたでしょうか。もし興味を持っていただけましたら、早速実践してみてくださいね。美味しくてまろやかな緑茶の味を、みなさんにぜひとも味わってもらいたいのです。けいこさん、ありがとうございました。


緑茶の美味しさにこだわり続けてきた堀口一家。そして、その堀口一家が伊藤園と協力しあって育てた新茶を使用する「お~いお茶 新茶」。毎日お茶畑に行っていると、新芽が順調に伸びているのが分かります。摘み採りまでもう少し、楽しみにお待ちくださいね。



「茶畑写真館」
~新芽が育つ様子を写真に収めてみました



3月27日の新芽の様子

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4月5日の新芽の様子

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葉の色がみずみずしい若草色になり、葉の密度も多くなってきています。いよいよ摘み採りの時期が近づいてきましたよ!

2006年4月 6日 | 茶畑生活 |

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コメント

お茶淹れるのにも秘訣があるんですね。

愛情だけじゃやっぱりダメか。。。


お茶の淹れ方を動画で見てみたいですね☆

投稿: kent | 2006/04/06 11:05:55

癒されます・・・

投稿: tanuki | 2006/04/06 22:33:48