2006年5月12日 (金)

堀口家のみなさん、お世話になりました [茶畑生活]

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お茶の町有明に、私がやってきて1ヶ月半が過ぎました。この町を訪れた頃、新芽の成長もまだまだこれからといった感じでしたが、今や多くのお茶畑で、新茶の摘採が終わり、今は二番茶の準備が始まっています。早いものですね~。「お~いお茶 茶畑日記」も、今日の日記を持ってひとまず終了いたします。

そこで今日は、お世話になった堀口家のみなさんを改めて紹介し、感謝の言葉を伝えたいと思います。


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千郎さん一家

左から研修生のかずやくん、長女のまどかさん

千郎さん、まるみさん、長男のあきらくん

(かずやくんは、千郎さんのもとで修行している若者です)


千郎さんは堀口家の四男坊で末っ子。お茶畑の栽培にたずさわって25年の職人さんです。お茶の栽培に関する豊富な知識をお持ちの千郎さんには、いろいろと教えていただく事も多く、本当に助けられました。


まだ私が有明町にやってきて間もない頃、「茶畑に栄養を」という日記のに、茶畑の農作業を手伝わせていただきました。お茶畑で、すがすがしい汗を流したあの日は、私にとって忘れられない思い出です。あきらくんやかずやくんとも、何度も一緒にご飯を食べたり遊んだりして楽しかったです。みなさん農作業で忙しい中、私の質問に優しく丁寧に答えていただき、本当にありがとうございました。



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常弘さん一家

左から常弘さん、京子さん、長男の将吾さん


いつもにこにこ笑顔で気さくな常弘さんは、堀口家の長男。長年茶業に携わってきた豊富な経験と知識で、「新茶ってなに?」「新茶の香りの秘密」などの日記をはじめ、他にも多くの場面でのご指導をいただきました。お宅にあるカラオケで一緒に演歌を熱唱したり、近くの温泉に出かけてサウナに入ったり、よい思い出をたくさんいただきました。常弘さんの切れ味鋭い親父ギャグが、聞けなくなるのは寂しいな~。・・ホントですよ。


奥様の京子さんには、「緑茶料理を作ってみました!」という日記で、料理の先生をしていただきました。緑茶料理、とっても美味しかったです。お二人とも、本当にお世話になりました。ありがとうございました!


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泰久さん一家

左からけいこさん、泰久さん、長女のめぐみさん


さて取りを飾るのは、“有明町のお茶の鉄人”こと堀口家次男泰久さんと、ご家族です。泰久さんは、人一倍お茶作りへの愛情と情熱を持ち、有明町のお茶の発展に尽力してきた人物。泰久さんには、お茶の仕事が忙しい最中に何度もお時間をいただいて、私のつたない質問に答えていただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。


私は泰久さんから、何に対しても、常に前向きで、更に創意工夫を忘れず、妥協を知らない、「モノ作りにかける信念の大切さ」を学びました。それに、いたずら好きなガキ大将が、そのまま大きくなってしまったような、誰からも好かれる泰久さんのお人柄。私は大好きです!


奥様のけいこさんには、「堀口家直伝!緑茶の美味しい淹れ方」という日記で、緑茶の淹れ方をレクチャーしてもらいました。丁寧に教えていただき、ありがとうございました。そして5月末にご結婚を控えているめぐみさん。本当におめでとうございます。お幸せに!


その他にも、堀口家以外のお茶農家の方や伊藤園の社員の方など、ここには書ききれないほどたくさんの人々に支えられ、「お~いお茶 茶畑日記」を楽しく書くことが出来ました。有明町のみなさん、本当に、ありがとうございました!


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リアルお茶犬、サクラもありがとね~ (4月中旬撮影)


PS.


「お~いお茶 新茶」が出来るまでをレポートしてきた「お~いお茶 茶畑日記」は、本日でひとまず終了いたします。


「お~いお茶」に関することをレポートするブログを6月上旬より開始する予定です。

またみなさんお会いしましょう!

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2006年5月12日 | 茶畑生活 |
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2006年5月11日 (木)

みなさんのコメントに、感謝!その2 [茶畑生活]

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新茶の季節を終え、二番茶の摘採を待つお茶畑


これまで「茶畑日記」には、読者のみなさんから非常に多くのコメントをいただいています。私はみなさんからの声を聞いて、たくさんの元気をいただきました。とってもとっても、感謝しています。


今日は昨日に引き続き、みなさんからの書き込みを改めて紹介させていただきます!

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tanukiさんからのコメント

2006/04/06

堀口家直伝!緑茶の美味しい淹れ方 より

癒されます・・・

~私もみなさんからのコメントに、ずっと癒されてましたよ~。ありがとうございます。ここで、緑茶の美味しい淹れ方についておさらいしておきましょう。


1.水を選びましょう


まずは水選びが重要です。緑茶を淹れるには、軟水が適しているといわれています。


2.お湯の温度に注意


沸かしたお湯は、少し冷ましてから使いましょう。煎茶の場合80℃くらいが適温です。


3.茶葉を浸す時間に注意


茶葉を浸す時間は60秒から90秒。茶葉の量は1人につき約4g(小さじ2杯)ほどです。


4.うま味をひき出す注ぎ方


濃さが均等になるように数度に分けて注ぎ、急須の中にお湯が残らないように、注ぎきりましょう。


5.淹れる度に違う美味しさを楽しめます


2煎目、3煎目と淹れるにしたがって、より熱い温度で手早く淹れましょう。浸出時間も短めに。1煎目は香り、2煎目は味を楽しみ、3煎目は熱い湯でさっぱりした飲み口の中にほどよい渋みを楽しめます。

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この淹れ方を参考に、みなさんも美味しい緑茶を楽しんでくださいね。


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2006/04/17

>「荒茶工場レポート」より

茶葉の加工工程ってこんなんだったんですね~。

荒茶飲んでみたい…

~私も、お茶の製造の工程を見たのは初めてで、当初は“荒茶”という段階がある事さえ知りませんでした。この荒茶加工の段階を経て、荒茶は伊藤園の静岡県相良工場での仕上げ加工に送られます。仕上げ加工では伊藤園採用の後火入れ仕上げという工程で、お茶の香りや味などの品質が更に高められます。でも、荒茶もやや青臭くはありますが、なかなか美味しかったですよ。

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一人で鍋してエトセトラさんからのコメント

2006/04/16

伊藤園静岡相良工場での仕上げ加工工程レポート」より

ブログを毎回分読まして頂きました
 知人に勧められて読み始めましたが、伊藤園のネームバリューだけで商売していない社風に感銘・・・

 仕上げ行程でも手間を惜しまない姿勢に、またまた惚れ惚れしているしだいです。

 今年の「お~い お茶 新茶」を飲む時は堀口さんの顔が脳裏を過ぎるんだろうなあ・・・

 仕上げ工場のみなさん、茶農家の心意気
しっかりと、全国のお茶ファンに伝えて下さい。

~私たちが毎日、良質な緑茶を気軽に飲める喜び。それは、茶農家や伊藤園社員のみなさんの、お茶作りにかけるひたむきな努力や、お客様を第一と考える姿勢に支えられているという事を感じました。


私は今回の滞在で、自分の“食べ物や飲み物の品質、安全性”に対する意識が、変わったように思います。特にお茶のように毎日口にする飲み物を選ぶには、作り手を信頼できるということが必要不可欠なんだなあ、と感じています。

伊藤園の「お~いお茶」の原料葉は、国内茶葉100%である事に加え、伊藤園が直接仕入れをする事で生産者の顔が見える、私たち消費者にとって一番大事な“安心安全・高品質”を感じられるお茶です。私も健康的で幸せな生活を送るため、常に良いもの、美味しいものを選んでいきたいと思います。

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tanukiさんからのコメント

2006/04/26

“お~いお茶 新茶”の味はいかがですか?

飲みました。美味しかったす。
飲む時に、堀口さん?の顔がやたら出てきました。

「お~いお茶 新茶」美味しいですよね~。美味しく飲んでいただいて、私もとっても嬉しいです。


そうそう、私も飲む時に泰久さんの顔がよく浮かびます。


これまでは、何気なく手に取って飲んでいた「お~いお茶」。しかし多くのお茶農家や伊藤園スタッフと出会い、お茶作りに対する熱い気持ちを知った今では、手に握るペットボトルの向こう側に、お茶作りに関わる方々の姿が、ぼんやりと浮かぶような気がします。


みなさん、たくさんのコメントありがとうございました!残念ながらお返事を書ききれなかったみなさんにも、心から感謝の言葉を述べたいと思います。

2006年5月11日 | 茶畑生活 |
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2006年5月10日 (水)

みなさんのコメントに、感謝!その1 [茶畑生活]

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新茶の摘採をむかえたお茶畑 4月撮影


これまで「茶畑日記」には、読者のみなさんから非常に多くのコメントをいただいています。私はみなさんからの声を聞いて、たくさんの元気をいただきました。とってもとっても、感謝しています。


そこで今日は、みなさんからの書き込みを改めて紹介させていただきたいと思います。

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YRENAさんからのコメント 

2006/04/03 

茶畑レポートその3~霜の見回りに行ってきましたより

茶畑でよく見かける「なぞの扇風機」は霜対策だったんですね!なるほど~。ずっと疑問に思ってたんですけど、今解決しました☆
おいしいお茶作りをがんばってください。


~今回私も、お茶に関しては初めて知ることばかりでしたが、“茶畑の扇風機の役割”を教えていただいたときには、特に新鮮な驚きがありました。ここで、扇風機の意味をちょっとおさらいしましょう。

お茶畑の6~7メートル上には暖かい空気の層があり、それを逆転層と呼びます。その逆転層を、扇風機の起こす風で地表に吹きつけて温度を上げ、霜を防ぐという事でした。

どんな事でも、実際に知る事の意味って大きいですよね。


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miniminiさんのコメント 

2006/04/04

茶畑レポートその3~霜の見回りに行ってきました」より

霜の見回り、ほんとに大変な作業ですね。
そういう努力があって、おいしいお茶ができるんですね。知らなかった~。
霜との戦いがまだ続くようですが、がんばってください!

~お茶に限らず、農業にとって霜は大敵。春先は気の抜けない日が続きました。こういった苦労を知ると、また違ったお茶の味わい方が出来ると思います。 新茶を初めて飲んだ瞬間は、本当に感動しましたよ~。

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石川だ さんからのコメント

2006/04/11

茶畑レポートその4~茶畑に栄養

お茶と人との関わりの妙を感じる日記でした。
人間だけではなくタヌキやミツバチものびのびと生きられるようなところで、お茶は育っているんですね。
土もお茶も、今日も元気でしょうか。

~私もそう思います。人間だけでなく、生き物や虫たちも健やかに生きられる場所でこそ、安心安全なお茶づくりが出来るのだと思います。ミツバチの写真は、私の中で特にお気に入りの1枚です。


深い味わいと素晴らしい香りで、ほっと一息の安らぎの時間と、大切な健康をもたらしてくれる緑茶。私は有明町を離れても、これから毎日、美味しい緑茶を飲み続けようと思っています。

2006年5月10日 | 茶畑生活 |
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2006年5月 2日 (火)

今日は八十八夜 [茶畑生活]

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夏も近づく八十八夜 ♪


この有名な童謡「茶摘みの歌」どこかで耳にしたことがありますよね。でもみなさん、八十八夜って何の事なのか、ご存知でしたか?

八十八夜とは、立春(2月4日)から数えて88日目のことで、毎年5月2日頃を指します。“八”と“十”と“八”の字を合わせると“米”という字になる事から、昔から農作業にとって縁起の良い日とされてきたそうです。また、八十八夜に摘まれた新茶は、縁起物として珍重されてきました。


へえ~、私も今まで知りませんでした・・。

あれ?でもここ有明町では、4月12日から摘採が始まったんですよね。


この時期的な差は、どんな理由から生まれるのでしょうか?


困った時の泰久さん頼み!

早速、質問してみました。よろしくおねがいします!


「はい、よろしく。この理由ですが、有明町の地理的な位置によるものです。有明町は、日本の南に位置するため気候がとても温暖で、新芽の成育する時期が他の地域よりも早く、摘採の時期が全国平均に比べかなり早くなります。静岡県でも4月下旬から摘採が始まりますが、逆に、関西の産地や静岡の一部では5月2日よりも後に摘採を開始する所もあります。


桜前線のように、“お茶前線”が北に向かって上がってゆく、と言えば解りやすいかもしれません。」


なるほど!だから伊藤園の「お~いお茶 新茶」は、八十八夜よりも前の4月24日に発売することができたんですね。ありがとうございました。


八十八夜も、お茶の産地によってそれぞれなのですね。新茶の季節を迎える喜びや味や香りの特徴を、産地ごとに味わえるお茶という飲み物。その奥深さを改めて感じました。

2006年5月 2日 | 茶畑生活 |
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2006年4月28日 (金)

緑茶料理を作ってみました! [茶畑生活]

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今日は、緑茶を使った健康料理のレシピを大公開!

お世話になっている堀口家のみなさんのために、常弘さんの奥様、京子さんに教えていただきながら、緑茶料理を作ってみました。


上手にできるかな・・・。


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堀口家のキッチンをお借りして作った、3品の緑茶料理。

以下、レシピをご紹介いたします。

※レシピ作りに関して、京子さんにご協力をいただきました


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「緑茶スパ」


茹でたてのパスタに、オリーブオイルとお茶の粉末を混ぜ合わせて仕上げます。

お茶のほのかな苦味がやみつきになりますよ~。


  

          緑茶スパ レシピ


材料(4人分)


緑茶の粉末 小さじ 2

スパゲッティ 300g

完熟トマト 4個

シメジ 1株

にんにく 1かけ

バジル 5枚ほど

オリーブオイル、塩適量

A(お茶の粉末、 塩 小さじ1/2 オリーブオイル適量)


※お茶の粉末は、市販のミキサーを使って簡単に作ることができます


1.トマトの皮を湯むきします。鍋にお湯を沸騰させ、トマトを入れます。トマトの皮がむけてきたら冷水に入れ、皮を綺麗にむいて乱切りにします。


2.大きめの鍋にたっぷりのお湯を沸かして塩少々を加え、パスタを茹でます。


3.パスタを茹でている間に具を炒めます。

フライパンでみじん切りにしたニンニクを炒め、香りを出します。トマトとシメジを入れ、千切りにしたバジルをふって更に炒め、塩こしょうで味を調えます。


4.パスタが茹で上がったら水気を切って、Aと混ぜ合わせます。お皿に盛って、具を乗せれば完成です。


お好みに合わせて、いろんな具を合わせてみてください。


  

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「緑茶グラタン」


ホワイトソースに緑茶の粉を合わせて、鮮やかな緑色に仕上げます。

粉チーズをかけるときに一緒に緑茶の粉をまぶせば、更に綺麗な色を出す事が出来ますよ。お茶好きにはたまらない一品です。



  

          緑茶グラタン レシピ


材料(4人分)


緑茶の粉末 小さじ 2

えび 16尾

ほたて貝 16個

ほうれんそう 200g

塩・こしょう・粉チーズ・バター 適量


※ホワイトソース

薄力粉 50g

バター 50g

牛乳 3カップ

塩こしょう 少々


1.具を調理します。殻をむきワタを抜いたエビとホタテをバターで炒め、塩こしょうで味付けします。ほうれんそうは軽く茹でて水を切り、3センチほどに切っておきます。


2.ホワイトソースを作ります。耐熱容器にバターと薄力粉を入れ、電子レンジでバターが溶けるまで加熱します(出力700Wの場合1分30秒が目安です)。一度外へ出し、泡だて器でかき混ぜながら、牛乳を数度に分けて注ぎ、再び電子レンジで8分(出力700Wの場合)加熱します。途中で数回よくかき混ぜ、塩こしょうで味を整えます。


3.ホワイトソースに緑茶の粉末(小さじ 2杯)をよく混ぜ、バターを薄く塗ったグラタン皿に入れ、具を並べて粉チーズをかけます。220℃に熱したオーブンで20分~25分焼き、こげ目をつけて出来上がりです。


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   「スティック野菜 緑茶みそマヨネーズがけ」


お好みの野菜をスティック状にカットして、特製緑茶みそマヨネーズをつけていただきます。

 
緑茶みそマヨネーズの作り方

お茶の粉末 大さじ 1

マヨネーズ 大さじ 5

白みそ 大さじ 1

ゆず 少々

以上をよく混ぜて作ります。

緑茶独特の苦味が感じられ、絶品です。いつものマヨネーズにちょっと一工夫でいつもと違った味わいに。いろんな料理に添えてお使いください。


  


いかがでしたか?緑茶独特の香味や色合いを楽しむことができ、栄養価も高い緑茶料理。

みなさんもぜひ、召し上がってみてください!

2006年4月28日 | 茶畑生活 |
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2006年4月26日 (水)

“お~いお茶 新茶”の味はいかがですか? [茶畑生活]

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“お~いお茶 新茶”を、感慨深げにみつめる泰久さん


緊張が続く新茶の摘採シーズンもようやくピークを過ぎ、ほっと一息ついている堀口家のみなさん。お疲れ様です!


そこで今日は、日ごろからとってもお世話になっているみなさんに、先日発売されたばかりの「お~いお茶 新茶」と、お茶菓子を差し入れに行ってきました。このお茶菓子は、「ココセレブのもっとお茶を楽しみましょう」で、ココセレブたちが紹介してくれたものです。


さて、「お~いお茶 新茶」は、お茶のプロであるみなさんから、どんな評価を得られるかな?

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まずは堀口家四男、千郎さんご夫婦に、新茶をお届けしました。


今日の農作業を終えてほっと一息の、千郎さんとまるみさん。のどの渇きを、「お~いお茶 新茶」で潤してもらいました。さてみなさん、新茶の出来はいかがですか?


「新茶独特の爽やかさ、甘味や旨味が十分感じられます。飲みやすいし、とっても美味しいですよ。まさに新茶らしい味ですね。」


おお、高評価をいただきました!ありがとうございます!


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次に、堀口家長男、常弘さんに飲んでいただきました。


「おっ!?新茶が来たの!?」


とっても嬉しそうな常弘さん。お味はいかがですか?


「まず、お茶の色がとても良く出ていますね。それに、爽やかなだけでなく旨味も十分ありますから、一口ずつゆっくり飲んでも十分楽しめる出来になっています。とっても美味しいですよ。」


おお、またまた好評価!私も嬉しい!


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最後に、まだまだ荒茶の加工で大忙しの泰久さんにも、お仕事の合間に飲んでいただきました。泰久さん、いかがでしょうか?


「うん、うん、新茶の特徴である爽やかさも、旨味も感じられます。それに、苦味も抑え目。つまり、新茶の特徴がよく出ています。

特に今年は旨味がよく出ていて、素材の良さを感じられる出来になっていますね。茶畑での栽培から製造まで、上手くいった証拠です。よい出来で安心しました。」


これまた良い評価をいただきました!堀口家の育てた茶葉も「お~いお茶 新茶」には使われていますから、飲んだときの喜び、感動もひとしおでしょうね。


みなさんおつかれさまでした。

そしてお忙しい中、ありがとうございました!


お茶を長年作り続けてきた堀口家のみなさんも、自信を持っておすすめする「お~いお茶 新茶」

この感動、みなさんはもう味わいましたか?


2006年4月26日 | 茶畑生活 |
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2006年4月22日 (土)

若き茶農家の星たち [茶畑生活]

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今日は、有明町のお茶を受け継いでゆく、若いお茶農家のみなさんに集まっていただきました。

茶業に対する思いや、日々の農作業の喜びなど、たっぷりと語っていただきましょう!


まずは、集まっていただいた4人をご紹介。


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さっそく、みなさんに質問してみました。


~まずはじめに、お茶農家を継いだ理由は何ですか?


正和さん
「小さい頃から親の農作業の手伝いをしてましたし、鹿児島県の農業大学校を卒業して。自然に継いだという感じです。」


真輝さん

「小学校の先生を辞めて、どうしようかと思ったんです。長男ですし、将来は地元で親と暮らしたい。そう思ったとき、実家にお茶畑と茶工場があるなあ、と。それで帰ってきました。」


勝幸さん
「跡を継いだら車買ってやるって言われて。それが最初のきっかけでしたね。結局、自分で買いましたけどね。」


~ははは、車ですか~。家業を継ぐ理由も様々ですね。

では、みなさん実際に、お仕事を継いでみてどうでしたか?


健太郎さん
「小さい頃には家業を手伝う機会があまり無かったんですが、その分今になって、辛さはもちろん楽しみがよく分かります。この仕事を継いで良かったと思っています。」


勝幸さん

「毎日充実しています。子供も産まれますし、ますます頑張らないといけませんね。それと、最近弟が帰ってきて一緒に働いているのですが、まるで子分が出来たようで、とても楽しいですよ。」


~わかりました。

みなさんは、お父様の跡継ぎとしてお茶を始められたということで。お茶農家の大先輩でもある、お父様の存在に関して、どんな思いがありますか?


真輝さん
「昔、霜対策のため夜中に起きて茶畑に行ったりしているのを見て、いつ寝てるんだろうかと疑問に思っていました。働いているイメージしか無かったんです。でもそういう姿を直接見ている分、今親に感謝してる気持ちは大きいです。」


正和さん
「一緒に働いていて思いますが、仕事にとても厳しいです。それで仕事の上での喧嘩もよくするんですが、次の日になったら忘れてますね。あの歳で、毎日お茶の事をガンガン勉強してますから、敵わない事がまだまだ多いと感じています。」


~なるほど。では、これまでお茶の仕事をしていて、一番嬉しかった瞬間ってどんな時ですか?


正和さん
「普段親父は無口なんですが、ある時ふとした瞬間に、“よくできるようになったね”って、ぼそっと言われた事があるんです。あれは、嬉しかったですね。仕事が認められた気がしました。」


健太郎さん
「荒茶加工の後に、自分のイメージした通りの、良いお茶が出来た時だと思います。一番やりがいを感じる瞬間だと思います。苦労も多いですが、良いお茶が出来た瞬間の満足感には、代えがたいと思います。」


真輝さん
「やっぱり通帳を見たときかな(笑)。今年も頑張ったんだなあって実感がわいて、やった!って思いますよ。」


~あっはっは。

みなさん、お忙しいところをありがとうございました。

まだまだお仕事大変かと思いますが、頑張ってください!


今回集まっていただいた4人は、若い茶農家の方々が作る“若葉会”という集まりを通じて、茶業に関する情報交換などをしています。得た技術や方法を個人のものにせずに、お互いに切磋琢磨して茶業全体を考えてゆく。若葉会の発起人は、実は泰久さんたちの世代です。横同士の強いつながりと固い結束が世代を超えて、彼らの間に脈々と根付いている事を感じました。


それに、若くしてお嫁さんをもらい、可愛いお子さんが産まれ、農業と言うまさに大地に根を降ろした生活をしている彼らを見ていると、私みたいな風来坊にはとても羨ましい事に思えてしまいます。


それに福田正和さんは、こうも言っていました。


「自分の息子には、やはり自分の跡を継いでほしいと思っています。苦労もありますが、素晴らしい、やりがいのある仕事だと思っていますから。」


小さい頃からお父さんやお母さんが働く姿を実際に見て、苦労や喜びを知っているからこそ、こういった思いも強いのだろうか、と思います。みなさん、自分の仕事に誇りを持って取り組んでいました。有明の茶業は安泰ですね!


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3月撮影

記念に、4人でパチリ

彼らの若い力が、伊藤園のお茶をもっともっと美味しくしてゆきます。



2006年4月22日 | 茶畑生活 |
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2006年4月19日 (水)

若き茶農家インタビュー [茶畑生活]

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今回は、有明町のお茶作りを受け継いでゆく、若きお茶農家の1人、俊(すぐる)さんにお話を聞きました。


堀口俊(すぐる)さん27歳)は、泰久さんの甥に当たります。一度関西の企業に就職しましたが、5年前に有明町に戻ってきて、お兄さんの崇さんとともにお茶農家を継ぐことなりました。就職先で知り合った奥さんの奈都子さんと、日々二人三脚で頑張っています。


有明町のお茶農家にとって、とても大事な若き後継者の1人、俊さん。
今回どんなお話が聞けるでしょうか。楽しみです。

~こんにちは、俊さん。今日はよろしくお願いします。



「はい、よろしくお願いします。」


~さっそくですが、今年で茶業5年目、俊さんが今一番力を入れて勉強したいことは何ですか?


「畑での仕事ももちろん重要なのですが、荒茶の工程で蒸熱という、「蒸す」技術をもっと勉強したいですね。「お茶の出来の8割は蒸しで決まる」といわれていて、それだけ重要な工程なんです。蒸し時間や温度などの調整の仕方、見分け方。その辺りをを勉強して習得したいですね。

蒸しだけでなく、お茶づくりは、五感に頼る事が多いんですよ。計器が示す数値によってだけではなく、自分の感性による判断も重要です。人から聞くだけではなく自分で見て触って、何でもやってみようと思っています。」


~現場で養う経験と勘こそが重要なのですね。では、仕事をしていて嬉しい瞬間ってどんな時でしょう。


「新茶の出来がよくて褒められると、とても嬉しいですね。1年の苦労が報われます。予想に反していいものが出来たと思う時もあるし、その逆もありますけど、そこがお茶の面白さのひとつだとも思います。」


~お茶づくりという仕事を継ぐ事になったきっかけは?


「幼い頃、茶農家であった親父が他界して、兄貴と今後の事は話し合っていたんですよ。親父がお茶を作る後姿は見ていましたし、周りの評判を聞いて尊敬していました。なのでどちらからとも言うことなく、自然と2人でお茶の仕事を始めていた感じです。」


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3月撮影

左は奥様の奈都子さん、右はお兄さんの崇さん


~最後に、今年の新茶の出来はどうですか?「お~いお茶 新茶」を飲んだお客様の、どんな反応を欲しいですか?


「今年の新茶は、自分がイメージしたように出来上がっていると思います。良い出来ですよ。みなさんには飲んだ時に“今年も新茶の季節が来たなあ”と、新茶ならではの香味を楽しんでいただけたら嬉しく思います。」


~俊さん、ありがとうございました。



2006年4月19日 | 茶畑生活 |
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2006年4月18日 (火)

摘みたての新茶を使った料理を食べました [茶畑生活]

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有明町で育った新茶も使用される「お~いお茶 新茶」の発売は4月24日! 今から飲むのが待ち遠しいのですが、その前に今日は摘みたての新茶などを使ったお料理を試食しましたので、

ここでレポートいたします。


今回いただいたのは、「手打ち茶そば」「新芽のてんぷら」
どちらも素材であるお茶の風味が最高に活きて、絶品でした~。



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「新芽のてんぷら」
これこれ、これが食べたかったんですよ!
新茶独特の爽やかな香りとほのかな苦味で、本当に癖になる味です。 1年のこの時期にしか味わえない、贅沢な一品。 四季のある日本に生まれてよかったです!


    「新芽のてんぷらレシピ」     


用意するもの   お茶の新芽         

                      てんぷら油         

                      てんぷら粉     


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てんぷらの材料の新芽


ころもは軽めに付け、中温でからっと揚げる。    

新芽の良い色を保つため、短めの時間で揚げましょう。


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てんぷらを揚げているところ



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「茶そば」
本格的な手打ちのそばの中にお茶の粉末が練りこまれています。
手打ちならではのコシとそばの香り、それに加えお茶の爽やかな香りが口に広がって、最高の味わいでした。ちなみに、3杯もお代わりしちゃいました。


             「茶そばレシピ」


用意するもの(4人前)


                そば粉:600g


                お茶の粉末:18g


                水:そば粉に対して45パーセント前後


1 水廻し

鉢の中で粉と水を混ぜます。

粉の状態を見ながら数回に分けて水を注ぎます。


2 くくり

粉が大きな粒になり始めたら、手のひらを押し付け、強くこねます。


3 へそ出し

表面が滑らかになったら丸い形に整えます。


4 地のし

のし板の上に粉を敷き、よく洗った手で丸いそば生地を押してのばします。


5 丸のし

生地にも粉を敷き、めん棒で手前から奥に、円形にのばします。

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写真奥に写っているのは千郎さんの息子のアキラくんと、千郎さんの家で茶農家になるため修行中の村田カズヤくん


6 四つ出し

直径32センチ程度になったら向きを変え、厚さ1ミリ程度になるまで均一にのばします。

終了時に50センチ×80センチ程度になるのが理想です。


7 たたみ

生地同士がくっつかないように粉を多めに打ちながら、手前に半分、次は左右にたたみます。


8 切り

生地を軽く押さえながら、包丁を手前から奥に押し出すように切ります。

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9 茹で

大き目の鍋に沸かしたお湯に、そばをほぐしながら入れます。

沸騰したら茹で上がりです。


10 盛り

ザルに取って冷水で冷やし、麺を洗ってぬめりを取ります。

水を切って、器に盛れば出来上がり!





飲むだけでなく、食べても美味しいお茶って、素晴らしいものですね。料理以外のお茶の利用法に関しても、またお知らせしたいと思っています。


お楽しみに!

2006年4月18日 | 茶畑生活 |
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2006年4月14日 (金)

荒茶工場レポート [茶畑生活]

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荒茶加工を経て、出来上がった荒茶


新茶の摘み採りが開始されたこの頃、荒茶工場の横を通り過ぎると、何とも言えないお茶のいい香りがふんわりと漂ってきます。


これは、新茶が荒茶加工されている時の香りです。

有明町の人々はこの香りに気づくと、


「ああ、今年も新茶の季節が来たんだなあ。」

と、季節感を感じるそうです。


摘み採られた新茶は、荒茶工場の中でどのような変身を遂げているのでしょうか?

昨日もお伝えしたように、摘採後の茶葉はすぐに発酵を始めてしまうため、可能な限り新鮮な状態で茶葉を蒸らして発酵を止め、葉をもみ水分量も低下させる必要があります。これらを行うことを荒茶加工(1次加工)といいます。今日は、荒茶加工の工程についてお伝えします。

品質の良い荒茶を生み出すために、どれも重要な工程です。


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 「茶葉の摘み採り」

  茶葉を摘み採り、茶畑近くの荒茶工場に運び込みます。


2 「送風・加湿」 

  水分の保持と茶葉から出る呼吸熱といわれる熱の低下をはかり、鮮度を保ちます。


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送風後の茶葉の状態を真剣なまなざしで見定める、福田正明さん(奥)、息子の正和さん(手前)


 「蒸熱(じょうねつ)」(重要!) 

  茶葉をむらなく蒸気で蒸して酸化酵素の働きを止め、茶葉の緑色を残し青臭みを取り除きます。蒸し時間の長さが味や香りを決めるキーポイントになります。


4 「冷却」 

  一気に冷却して色と香りの良さを保ちます。

 「揉み」

  茶葉を揉む工程は、茶葉に含まれている水分などの状態にあわせて段階を経て方法を変えてゆきます。        


葉打ち・・・乾燥した熱風を送り込みながら揉んで葉についた蒸し露を取り除き、色や香り、味わいを向上させる

                 ↓

粗揉(そじゅう)・・・乾燥した熱風を送り込みながら適度な摩擦・圧迫で揉み、水分を低下させる

                 ↓

揉捻(じゅうねん)・・・茶葉をひとかたまりにし、加熱せずに強く揉む。茶葉の組織を壊してお茶の成分を出やすくし、水分の均一化を図る

                 ↓

中揉(ちゅうじゅう)・・・かたまりになった茶葉を解きほぐし、整形しやすいように乾燥させる

                 ↓

精揉(せいじゅう)・・・人間が手で揉むように一方向にだけ揉み、日本茶独特の細く伸びた形に整える


6 「乾燥」

最後に、まだ10~13%くらい含まれている水分を熱風式乾燥で水分量5%くらいまでに乾燥させて、荒茶工程は完了!


みなさん、いかがでしたか?これが荒茶加工の流れです。

荒茶加工に関して農家のみなさんからよく聞く言葉に、

「荒茶の出来の8割は、蒸しで決まる」

という言葉があります。その理由はどんなところにあるのでしょう?私も実に気になっておりまして、そこで泰久さんに「蒸しの重要さ」についてコメントをいただきました。


「蒸熱の工程は、お茶の香りや味を大きく左右します。それに機械ではなく人間が、蒸す茶葉の香りの具合で判断して、温度や時間を設定しなければなりません。長年かかって現場で磨く、職人の感性が不可欠なのです。今年は蒸しもとても上手くいっており、おかげで新茶独特の爽やかな香りが十分にある、出来の良い荒茶に仕上がりました。」


泰久さん、今年の新茶に大きな自信があるようです。なんと、荒茶の状態で飲ませていただく事になりました。2次加工される前の荒茶を飲む事は、なかなか出来ない経験なのです。




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荒茶の出来に大満足の泰久さん


口から鼻にすっと抜ける、新茶の爽やかな香り!それに、舌の上でとろけるような、みずみずしいうま味を感じました。美味しい!!


荒茶の段階でこんなに美味しいのですから、2次加工を経て出来上がる今年の新茶、とっても期待できます!


こうして出来上がった荒茶の一部は、「お~いお茶 新茶」の原料として2次加工されるために、静岡県にある伊藤園静岡相良工場へ運ばれます。2次加工とは仕上げ加工工程と呼ばれるもので、荒茶に火入れをするなどして香りや味といった品質や見た目を、さらに向上させるための工程です。


その2次加工に関しては、また次回お伝えします。

お楽しみに!

2006年4月14日 | 茶畑生活 |
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2006年4月13日 (木)

新茶摘み採りレポート [茶畑生活]

Tekisaisokuhou_1_r_2


新茶の摘採が始まり、有明町は一気にあわただしくなりました。


新茶の摘採にともなって荒茶工場も運転を開始し、いよいよお茶の町 有明町本格始動!といった感じです。



わたくしがこれまでお伝えしてきた通り、今年の新茶に関しては、堀口家や周りのお茶農家の方々からは「今年の新茶は期待できる!」という話を聞いています。


それに加えて、今年の新芽を分析したところ、うま味成分であるアミノ酸がとても多く含まれているようです。科学的にも美味しさが実証されているわけですね。

ますます、実際に新茶を飲むのが楽しみです!


今日、実際に有明町を車で回ってみたのですが、そこかしこのお茶畑に多くの人たちが見られ、懸命に摘み採りの作業をしている姿を目にしました。お茶農家の家族や近くのお茶農家の方などが、お互い助け合いながら、総出で作業していました。


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農作業中のお茶農家のみなさん


通りかかった畑で作業をしていた農家の方に、話を伺ってみてびっくりしました。摘採の時期は、毎日朝早くから夜遅くまで働いて、時には徹夜になってしまう日もあるそうです。


そう言えば堀口家四男の千郎さんが、あるとき私にこう言った事を思い出しました。


「お茶農家にとって激務の季節が始まりますよ」


私は農家の方の言葉を聞いて、そして実際に作業をしているのを目にして、新茶を世に送り出すことの大変さを改めて感じていました。



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新芽を厳しくチェックする小野操さん(右)と、息子の真輝さん(左)。


さて、摘採されたみずみずしい茶葉は、この後どうなるのでしょう?

ペットボトルの緑茶飲料の原料やパックの茶葉製品になるまでには、様々な段階があるのです。


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摘み採り直前のみずみずしい新茶


摘採された茶葉はすぐにトラックで荒茶工場に運搬され、荒茶加工という工程に回されます。摘採後の茶葉は酸化酵素という成分の働きで発酵を始めて、そのまま放っておくと茶葉はどんどんしおれてしまうそうです。

そのため、可能な限り新鮮な状態で茶葉を蒸気で蒸らして発酵を止めた後、葉を揉みながら形状を整え、水分もある程度まで下げて保存しやすい状態にすることを荒茶加工といいます。茶葉の品質にとって、とても重要な工程なんです。


明日は、実際に荒茶工場での荒茶加工の様子についてお伝えいたします。


どうぞお楽しみに!

2006年4月13日 | 茶畑生活 |
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2006年4月12日 (水)

初摘み速報! 本日いよいよ摘採が始まりました! [茶畑生活]

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速報!!

晴天に恵まれた本日、ついにみなさんお待ちかねの

新茶の初摘みが始まりましたよー!


「ついにこの日がやってきた!」

お茶農家のみなさんの表情からは、いつもと違う気合のようなものが感じられます。


そして泰久さんもこの記念すべき日を迎え、心なしか嬉しそうな、そしてある種の決意のこもった表情をしていました。


早速私も、本日摘採予定のあるお茶畑へ。


新芽の背丈が伸び、たくましく成長した新芽たち。
いよいよ、お茶農家のみなさんが見守る中、一年間手塩にかけて育てた新茶の初摘みが開始されました。


今年の新茶は、どんな味と香りを私たちに届けてくれるのでしょうか。


続きは明日お伝えしますので、お楽しみに!






「イチ押し!茶畑写真」

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4月12日10:00撮影

「間もなく摘採の茶畑」


この撮影の約1時間後、摘採の行われたお茶畑です。

湧き上がるような、強い生命力を感じます。

2006年4月12日 | 茶畑生活 |
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2006年4月11日 (火)

初摘み予報! いよいよ明日!? [茶畑生活]

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みなさん、いよいよ新茶の摘採日直前です!


新芽の成長もますます進んで、摘採日決定の目安となる芯の中の茶葉も、先週の3枚から、わずかに1枚を残すのみ。

今日聞いた情報によりますと、「天候次第で明日摘採をする」とのことです。

待ちに待った、新茶の摘み採りが始まります。

わたくし、とってもわくわくしています!



摘採はタイミングが命。先週の現地検討会から数日間、刻々と変わる気温や天候を見据え、何度も書き直された摘採予定表。摘採日が遅すぎても早すぎても新茶の味に影響が出ますから、その見極めが特に重要なわけです。


以前千郎さんに聞いた話によると、芯を見た感じだけでなく、香りでも摘採のタイミングがわかるのだとか。畑ごとに、新芽が「採ってください!」と言っているような、強く爽やかな香りを出すそうですよ。私も、そんな香りを感じてみたい!


さてここで、摘採直前に改めて泰久さんから聞いた、今年の新茶の出来についてまとめてみます。



・秋口、樹が順調に生育し、光合成の能力が高くなり、根にたっぷりと養分が貯えられた


・気温が徐々に下がり、冬本来の寒さになり、その間ゆっくり休眠期間を取る事が出来た


・春になり、温度がほどよく上昇して新芽の色がとても良い


・樹勢が強く、大きく膨らんだ新芽がそろって伸びている


「これなら、香りが高く味もおいしい新茶が出来ると思います。」


泰久さん、今年の新茶の出来に関してますます自信を深めているようです。

一日も早く、今年の「お~いお茶 新茶」を飲んでみたい!



「茶畑写真館」~新芽が育つ様子を写真に収めてみました

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4月10日16:00頃撮影

どうですか、立派に成長した新芽の堂々とした姿!

背丈が伸び、芯を1枚残して葉が大きく開いています。

2006年4月11日 | 茶畑生活 |
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2006年4月10日 (月)

緑茶まめ知識~新茶の香りの秘密 [茶畑生活]

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さて今回の緑茶まめ知識、予告しておりました「新茶の香りの秘密」についてお伝えします。

新茶の爽やかな香りには、どんな秘密が隠されているのでしょうか?
今回も、引き続き常弘さんにお話を伺いました。


「まず、そもそもお茶の香りにはどんな特徴があるのですか?」


「成分で言えば、爽やかな若葉の香りの元となる成分や、スズランやラベンダーのようにすっきり甘く香る成分などが含まれているよ。これらは新茶に特に多く含まれる成分だね。こういった香りの成分にも、リラックス効果が期待され、近年はアロマテラピーの分野でも注目されているんだよ。」


「香りにもよい効果があるんですね。お茶って、すごい!」


「それに、お茶の香りというものは200種以上の香り成分が複雑に作用しあって生まれるものでね。そのため緑茶の香りというのは、一口ではとても説明しきれない。おそらく人間の技術では完全には再現し切れない、まさに大自然から贈られた“神秘の香り”とでも言うべきものなんだ。初物というのは香りの良さが評価されるけど、初物といわれる中でも新茶は、抜群の香りの高さを誇っているよ。」


「なぜ、新茶の香りは特別なんでしょうか?」


「お茶の旨味のときにも話したけれども、新茶つまり一番茶は、秋から翌年の春までという長い時間をかけて養分を貯えることが出来る。だから、うま味成分のひとつ“アミノ酸”が豊富に含まれている。話は少し変わるけど、綿菓子を作るとき、ザラメを加熱することでとても甘い香りが漂うじゃない。あれは、アミノ酸が加熱されることよる化学反応によって、生成された香りなんだ。アミノ酸が多ければ多いほど、生み出される香りも多い。だからアミノ酸の多い新茶というのはお茶の中でも特に香り高いんだよ。それにじっくり育つ分、とてもみずみずしい状態にあるんだ。それも一つの理由だと思うよ。」


「なるほど!新茶の売り場に漂う、引き付けられてしまう香りの正体は、こういうことだったんですね!」


「“香味(こうみ)”というくらいで、香りと味は切っても切り離せない一体のものなんだよ。風邪をひいているときなんか、いくら味が最高のものを食べてもそれほど美味しく感じないよね。ですからぜひ、爽やかな新茶の香りをみなさんに楽しんで欲しい。そして旬のものを味わうことで、日本の四季を感じていただけたらと思います。」


「常弘さん、ありがとうございました!」



二回に分けて新茶の魅力をお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。


有明町に来て様々な方のお話を伺い、日々お茶に関する知識がひとつひとつ深まっていくことを感じ、私は楽しさでいっぱいです。 今後もお茶に関するまめ知識を、みなさまにお伝えできたら、と思っています。

「イチ押し!茶畑写真」

茶畑の見せるいろんな表情をお伝えしていきます。

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4月9日朝9:00頃撮影

「新芽の中に・・?」

テントウムシの“テントウ”とは、天道様つまり太陽のこと。

太陽の光をいっぱいに受けて、新芽がすくすくと育っています。

2006年4月10日 | 茶畑生活 |
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2006年4月 7日 (金)

茶畑レポートその5~初摘みの日はこうして決まります [茶畑生活]

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先日私は、「現地検討会」というものに参加してきました。現地検討会とは、泰久さん主導のもと堀口一家や、周辺のお茶農家のみなさん総出でそれぞれのお茶畑を順に回り、新芽の状況などを見ながら、最終的な摘み採りの時期を決めていくというものです。


この日はお茶農家のみなさんにとって、とても大切な日。畑の新芽は、私が有明町にやってきた頃と比べると、見違えるほどに伸び、色も鮮やかになっています。


泰久さんのお話を聞く農家のみなさんの真剣なまなざしから、摘み採りの時期がいよいよ近づいてきたことが感じられます。独特な雰囲気の中、私も心なしか緊張してきました。


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お茶畑の中を泰久さんを先頭に、農家の方々が一列に分け入ってゆきます。私も後に続いて、カニ歩きですくすくと育っている新芽の海の中へ。泰久さんは新芽を手にとってじっと見つめ、口に入れて味を見たり、ふんふんとうなずいた後、にわかに口を開きました。


「ここは、芯に3枚入っているから、だいたい12日後に摘採します。」


名産黒毛和牛の鳴き声が聞こえるのどかな風景に反して、きりりとひきしまった空気につつまれます。泰久さんの話を聞きながら、メジャーでミリ単位まで長さを計測したり、細かくメモを取ったり、農家の方々は、まさに真剣そのもの。

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4月3日撮影


泰久さんが言った「芯に3枚入っている」という意味は、写真の新芽の先端にある芯の中に、まだ3枚葉が入っているということです。一枚の葉が開ききるまでに、この時期の気温だと約4日かかるので、つまり「3枚×4日=12日」で摘み採りが可能となります。ですが、摘み採る当日まで、気候条件にも大きく左右され、予定日変更することは、毎年あることだそうです。例えば気温の低い日が続いて、新芽の成長スピードがゆるくなれば、それだけ摘み採る予定日は先送りになります。この日書き込んだ予定表は、何度も何度も消しゴムで消され、書き直され、新芽を摘み採るその日まで予断を許さない状況が続くのです。


いくつも畑を回るうちに、私にも様々なことが解ってきました。品種によって新芽の成長にかなりの差があること。冷たい空気は低い場所に停滞するため、くぼ地や低い地形にある畑は、比較的新芽の成長が遅いこと。ぱっと見た感じ新芽の成長が遅く背丈が短くても、芯の中に残された葉が少ないため意外と早い摘み採りになったりすること、などなど。お茶は、知れば知るほど面白いものだと改めて感じました。もっともっと、お茶について知りたい!自然にそう思えます。

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4月6日撮影


現地検討会から4日たった昨日(4月6日)に、私は前述の3枚葉が入っているという茶畑を見に行ってきました。新芽を見てみると、なるほど!4日たって1枚の葉が開き、芯の中は残り2枚になっていました。このままいけば、この畑は4月15日に摘採となります。また、予定表によると、一番早い茶畑は4月11日に摘採がはじまるそうです。


お茶農家のみなさんは、これから新茶の摘み採りに向けて、更に集中力を高めてゆくのでしょう。摘み採りの時期は、お茶農家のみなさんのこれまでとは全く違った表情が見られそうです。


さあ私も、気を引き締めてかからねば!



「イチ押し!茶畑写真」

茶畑の見せるいろんな表情をお伝えしていきます。

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「新芽の絨毯」

丘に登って、ちょっと上から茶畑を写してみました。

ふかふかの新芽の絨毯。飛び込んでみたい!

2006年4月 7日 | 茶畑生活 |
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2006年4月 6日 (木)

堀口家直伝!緑茶の美味しい淹れ方 [茶畑生活]

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わたくし最近、堀口家の緑茶の美味しさの秘密は、茶葉の品質はもちろんのこと、堀口家こだわりのお茶の淹れ方にあるのではと気付きました。そこで今回はみなさんお待ちかね!「緑茶の美味しい淹れ方」について聞いてきましたよ~。アドバイスをしていただくのは泰久さんの奥様、けいこさんです。


「けいこさん、よろしくお願いします!」

「はい、よろしくね~。」



早速、けいこさんに緑茶を淹れていただきました。内側が真っ白い湯飲み茶碗に、深い独特の緑色が映え、注いだ瞬間、上品な香りがふわっと漂います。では失礼して・・・うわあ、まろやか~!かすかな渋みを伴った独特の甘さが、舌の上にとろけて広がって・・いやはや何とも、幸せな感じ。ほっとする美味しさ。


「美味しい!お茶って選び方や淹れ方をマスターすると、美味しさが格段にアップするんですね。」


「そうですね。いいお茶の葉を手に入れても、そのお茶に適した淹れ方を知らないと美味しく飲めないんですよ。」


「それです、それ。教えてくださ~い。」


という訳で、けいこさんから教わった「堀口家直伝!緑茶の美味しい淹れ方」をご紹介。みなさん、メモの準備はよろしいですか?


ポイントその1

「水を選びましょう」

美味しいお茶を飲むためには、まず水選びの段階からこだわりましょう。お茶を淹れる時の水の質が、そのお茶の味、香り、色に大きく影響するからです。水には“軟水(なんすい)”と“硬水”の2種類があります。水に含まれるカルシウムやマグネシウムの量が多いものを硬水、少ないものを“軟水”と呼びますが、お茶を淹れるには“軟水”が適していると言われています。


ポイントその2

「お湯の温度に気をつけましょう」

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お茶を淹れるときに次に大切なのは、お湯の温度です。沸騰させた湯を人数分湯飲みに一度注ぎます。それを湯冷ましと呼ばれる器に入れて(湯冷ましが無い場合、湯飲みに入れたままで結構です)冷まします。


煎茶の場合は80℃。これは、湯冷ましを手に持って「熱いな」と感じる程度です。熱すぎると、渋味の成分が溶け出し、渋みが強くなってしまうので注意しましょう。上煎茶の場合は、70℃ほどまで温度を下げると美味しくいただけます。湯冷ましすることで、うま味成分のアミノ酸が抽出されやすくなるのです。茶葉の種類に合わせて湯冷ましの時間を微妙に変えられれば、あなたもお茶のプロの仲間入り?



ポイントその3

「茶葉を浸す時間に注意!」

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湯を冷ましている間に、急須に茶葉を入れます。一人前でティースプーンに軽く2杯(4g)が目安です。湯を冷まし終えたら、茶葉の入った急須へ注ぎます。このときのお茶の葉を湯に浸す時間“浸出時間”もお茶の美味しさを決定する大事な要素。煎茶の場合は、ふたをして約60秒から90秒。これまた長すぎると渋みが出ますし、短すぎるとお茶のうま味が十分に引き出されません。


ポイントその4

「うま味をひき出す注ぎ方」

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さて浸出が終わったら、湯飲みにお茶を注ぎましょう。濃さが均等になるように、人数分の湯飲みに数度に分けて注ぎます。一人分を注ぐ時でも、お茶は数度に分けて注ぎましょう。これまた、うま味を出す効果があります。そして大事なことは、最後の一滴まで注ぎきること。これは、2回目に淹れるお茶、つまり2煎目のお茶に渋さを残さないため。急須に湯を残してしまうと、その中の茶葉から多くの渋味成分が溶け出してしまうそうです。


ポイントその5

「淹れる度に違う美味しさを楽しめます」

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2煎目は湯冷ましの時間を短くし、浸出時間も短くし早めに注ぎます。3煎目は、より熱い温度で手早く淹れましょう。浸出時間も短めに。1煎目は香り、2煎目は味を楽しみ、3煎目は熱い湯でさっぱりした飲み口の中にほどよい渋みを楽しむ。お茶菓子を楽しむには、少しの渋みがある方が口に合うそうですよ。


どうです、一度のお茶の中に、ここまで豊富な味の楽しみ方が。しかも、淹れる人の微妙なさじ加減と工夫が、更に味のバリエーションを広げます。


それに飲んだ時の「ほっとする」感じは、淹れてくれる人の「おもてなしの心」を感じるためかもしれませんね。その時にしか出会えないお茶の味を、誠心誠意のおもてなしの心で作る。「一期一会(いちごいちえ)」というのはもともと茶道の言葉だそうです。私、地元に戻ったら急須と湯飲みを買って、今後は部屋に訪れるお客さんをお茶でもてなそうと、本気で考えています。



いかがでしたか?美味しいお茶の淹れ方、お分かりいただけましたでしょうか。もし興味を持っていただけましたら、早速実践してみてくださいね。美味しくてまろやかな緑茶の味を、みなさんにぜひとも味わってもらいたいのです。けいこさん、ありがとうございました。


緑茶の美味しさにこだわり続けてきた堀口一家。そして、その堀口一家が伊藤園と協力しあって育てた新茶を使用する「お~いお茶 新茶」。毎日お茶畑に行っていると、新芽が順調に伸びているのが分かります。摘み採りまでもう少し、楽しみにお待ちくださいね。



「茶畑写真館」
~新芽が育つ様子を写真に収めてみました



3月27日の新芽の様子

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4月5日の新芽の様子

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葉の色がみずみずしい若草色になり、葉の密度も多くなってきています。いよいよ摘み採りの時期が近づいてきましたよ!

2006年4月 6日 | 茶畑生活 |
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2006年4月 4日 (火)

茶畑レポートその4~茶畑に栄養 [茶畑生活]

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今回私は、堀口家四男、千郎(ちろう)さんのお茶畑に肥料をあげるお手伝いをしてきました。

千郎さんは堀口家の末っ子で、静岡から鹿児島に帰ってきてからお茶の現場にこだわり続け25年。お茶の栽培に関して豊富な知識を持っている千郎さんには、いろいろと教えていただくことが多いです。お茶に並々ならぬこだわりを持つ千郎さんも、普段は常弘さん、泰久さんと同じくとってもご冗談がお好きなようで・・。血筋でしょうかね、これは。奥様のまるみさんも明るく朗らかなご性格で、笑い出すと止まらなくなってしまうお茶目なお方です。お2人はとっても仲良し。静岡から嫁いでこられ、いちから有明町でお茶作りを学んだまるみさんも、いまや千郎さんにとって仕事においても大切なパートナー。

今日はそんなお2人の、仲睦まじい農作業の現場にお邪魔してきました。



今日肥料をあげるこの畑は、千郎さんが静岡から帰ってきた年に作った今年25年目の思い出深い畑。少しずつですが、新芽が元気に育ちつつあります。
その畑のうねを2人の操作する機械、まるみさん命名の「ドングリ号」と「菜の花号」が、仲良く併走していきます。あたえているのは、“ぼかし”と呼ばれる肥料です。実際に農業をされている方は、ご存知かもしれません。ぼかしというのは、穀物や大豆の搾りかすなどに魚粉などを混ぜて、微生物を使い自然に発酵させたもの。栄養価が高く作物にとっては非常によい肥料です。ほんわりと、漬物のような香りがして、純日本人の私なんかはこの匂いを嗅ぐとぬか漬けを食べたくなってしまいます。
そうそう、以前泰久さんが肥料小屋で突然私の手をがっしとつかんで、ぼかしの山に手を突っ込んだことがあったんです。驚きました。微生物による発酵の熱で、とっても温かかったんです。優しい、しかも力強い生命力を感じるような温かさ。大地の力みたいなものを感じました。この肥料が、堀口家の作るお茶の生命力の強さにつながっているんだな、と一人納得です。


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さてさて、私も体験させていただきました。エンジンをかけて、レバーを倒して…。おっとっと! 三輪のドングリ号の運転はちょっとしたコツが要ります。最初は余計な力を使ってしまい、汗がふき出しました。沖縄でサトウキビの仕事で経験済みですが、改めて農作業が力仕事であることを思い出しましたよ。アレレ? なんだか地面がボコボコしててタイヤを取られるな~、と思って千郎さんに聞いてびっくり!これ、タヌキが掘った穴なんですって。何と、ぼかしがあまりによい匂いなので、タヌキがエサと勘違いして穴を掘ってしまうらしいのです。私、ちょっぴり感動しました。タヌキも勘違いするほどに、自然のものを使ってお茶作り。お客様の健康、安全も考慮して、「お~いお茶」は作られているのですね。




伊藤園は、茶葉製造過程での安全面、衛生面の管理はもちろんのこと。製品の開発、栽培、物流販売に至るまで、一貫した環境に対する配慮を行っています。契約農家の一つである堀口一家もその考えに呼応し、また伊藤園からの品質や生産工程に関する厳しい指導を受け、互いに協力しながらお茶を生産しています。


農作業も一段落して、木陰でちょっとお茶休憩。汗を流して働いた後に飲むペットボトルの冷たいお茶は、実に美味しいものでした。「ほっと一息…」そんな言葉がまさにぴったりとくる、幸せな午後のひと時でした。



「イチ押し!茶畑写真」

茶畑の見せるいろんな表情をお伝えしていきます

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「菜の花と茶畑」

ミツバチが、忙しそうに花々を飛び回っていました。

この季節はお茶農家と一緒で彼らも大忙し。

ご苦労様です。


2006年4月 4日 | 茶畑生活 |
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2006年4月 3日 (月)

茶畑レポートその3~霜の見回りに行ってきました [茶畑生活]

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実はここのところ私、寝不足でございます。先週、私が有明町にやってきて以来最も厳しく冷え込んだ日がありまして。今回は車に乗って、夜を徹しての霜の見回りを体験してきました。やはり霜注意報が発令されたその日は、夜8時を過ぎた辺りから早くも気温が下がり始め、農家のみなさんの長い夜が再び始まりました。


夜10時半、農家の方に連れられて見回りに出発。真っ暗な農道を、白いワゴン車は軽快に走ります。畑の位置を完全に把握していないとこうはいきません。20ヵ所ほどのお茶畑を、1回2時間ほどかけてくり返し回ります。私は最近、少しは有明町の道を分かってきたかな~、なんて思っていたのですが、昼と夜とでは全く勝手が違いますね。自分がどこにいるのやら、全く把握できませんでした。途中ヘッドライトに照らされびっくりした野うさぎが、茂みの中に飛び込みました。


車から降り、スプリンクラーの動作やセンサーの温度表示をチェック。見上げると、空気の澄み切った空に、美しすぎる満天の星空。しかし、そんなロマンチックな事を言ってる暇はありません。何故なら無風で晴天というのは、霜が最も降りやすい天候に当たるからです。感傷に浸る間もなく素早く車に乗り込み、次の畑を目指して農道をひた走ります。すでに多くの畑でスプリンクラーが水を噴出していました。温度はぎりぎり零下手前。扇風機も勢いよく回っています。


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そう、お茶畑でよく見られるあの背の高い扇風機も、実は霜対策のひとつ。お茶畑の上空6~7メートルには暖かい空気の層があり、それを逆転層と呼びます。その逆転層を扇風機の起こす風で地表に吹きつけて温度を上げ、霜を防ぐというわけです。スプリンクラーといい扇風機といい、実に合理的。頭が下がります。



霜の見回りは気温が低ければ夜7時あたりから開始することもあり、時には一睡もせずに昼過ぎまで畑を走り回る過酷な仕事です。突発的なスプリンクラーの故障などがあれば、暗く寒い中カッパを着て、その場で部品交換などの対応をしなければなりません。恐ろしい労力ですが、たった一時間の油断によって苦労して育ててきたお茶畑がダメになることもあり得るのですから、まさに転ばぬ先の杖。欠かせない仕事です。東の空が白んできました。太陽が出れば、今度はスプリンクラー停止の確認、水の補給などまだまだ仕事は続きます。


今日も霜は降りませんでした。ほっと一安心。しかし、摘み採り直前まで気象情報には気が抜けません。堀口家にとっての運命の日、昭和57年の「大霜」は、摘み採り直前のまさに寝耳に水の出来事でした。その教訓を活かし少しでも霜の被害を抑えるよう、堀口家ではまだまだ霜との戦いが続きます。


「おつかれさんだったね。」


「いやいや、みなさんの方こそ。私はたまに、助手席で意識無くしてましたから。」


一番鶏が声高らかに鳴きました。身体はふらふらでしたが、またひとつ新茶のありがたみを知ることが出来ました。

お茶の葉の表面に、凍ることの無かった朝露が宝石のように輝いていました。



「イチ押し!茶畑写真」

茶畑の見せるいろんな表情をお伝えしていきます

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「夕日沈む茶畑」

お茶の海に沈みつつある夕日。思わず口を開けて、

ぽかーんと見入ってしまう美しさでした。

2006年4月 3日 | 茶畑生活 |
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2006年3月30日 (木)

茶畑レポートその2~霜注意報発令! [茶畑生活]

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みなさん春先のこの時期、朝方に思いがけない寒さで起きてしまうことはありませんか? ぜひ覚えておいてください。そんな日は、お茶農家の方々にとってはまさに一大事。お茶の新芽を枯らす大敵、霜が発生する可能性があるのです。


先日の夕方、「霜注意報」が発令され、翌日の明け方に気温が下がることが予想され、「霜注意報」が発令されました。霜注意報と聞いても、みなさんあまりピンときませんよね。「ああそう、気温が下がって霜が出るんだ…」くらいのもので。しかしお茶農家にとっては、この時期何よりも重要な情報。いつもはのどかなお茶畑に、独特の緊張感が張り詰めていました。

霜対策の一つに、番小屋での夜を徹しての見張りというものがあります。


この日の夜も、真っ暗なお茶畑の中、ぽつんと灯のともる番小屋で、温度を示す電光掲示板とにらめっこ。電光掲示板は畑に置かれたセンサーと連動していて、お茶畑の気温が設定温度を下回ると、ブザーが鳴って知らせる仕組みです。ブザーを聞いたら、新芽が枯れないようにスプリンクラーを回すという、とっても大切な役目。私も実際に泊り込んでみました。


小屋の中にはコタツがありますが、部屋の外から寒さがしんしんと忍び込んできます。時刻は深夜1時を指していました。



「結構、冷え込んできましたね~。」


「これでも今7℃後半だから、たぶん霜は発生しないと思うよ。雲が出ているんだろうな。」


曇天のときには放射冷却(※)が雲でさえぎられ、地表近くの温度はそれほど冷えません。また強い風は冷えた空気をかき混ぜるため、気温の低下をゆるくします。つまり、一番怖いのは星が出た無風の日なのだそうです。


「そうですか、ほっとしました~。じゃあ、帰って寝ますか!」


「いやいや、帰れないから。」


そう。こういうときこそ油断してはならないのです。自然というものはまったく予測できないもの。少しの気の緩みのために、気の遠くなるような努力をして育ててきた茶葉が大きな被害を受けることもあるのです。自然は与えもするが、奪いもする。農家のみなさんは日々の自然との付き合いから、これまで培った経験から、そのことをよく知っているのです。


結局その日の明け方、気温は0.7度まで下がってブザーが鳴り響きましたが、霜は出ませんでした。日々の農作業は肉体労働。疲れがたまっていても朝が早くて眠くとも、霜が発生する可能性がほんの少しでもある日はこうして番をしたり、畑の見回りをしたりしなければなりません。今はスプリンクラーの自動化が進み、こうして見張り番をする場所も少なくなりましたが、お茶農家と霜の闘いは、いつまでも続くのでしょう。


「お~いお茶 新茶」を手に取ったとき、農家のみなさんの苦労を思えば、また少し違った味わい方が出来るかもしれませんね。



(※)放射冷却…昼間太陽に温められた地表の温度が、夜の間に上空に逃げる現象。冬は夜の時間が長いので特に朝方冷え込む。


『一押し!茶畑写真』

茶畑の見せるいろんな表情をお伝えしていきます。
朝日昇る茶畑。スプリンクラーの水で白く煙り、幻想的な雰囲気です。


Asahi

2006年3月30日 | 茶畑生活 |
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2006年3月29日 (水)

スプリンクラー導入の歴史 [茶畑生活]

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有明町の茶の栽培に革新をもたらしたといっても過言ではない、霜防止のためのスプリンクラー導入。今日は、我らが泰久さんに「スプリンクラー導入の歴史」について聞いてみました。

「泰久さん、まずスプリンクラー導入のきっかけになった昭和57年の霜による被害のことを教えていただけませんか?」


「あれは、昭和57年の4月だったかな? 鹿児島県を中心に、かなり大きい霜の被害があったんだよ。うちのお茶畑もほとんど全滅に近い被害を受けてね。あの時は、みんな言葉にならないほどの苦労をしたよ。その時、ある農家が事前に畑の茶葉に水をかけていて、その農家の茶畑は霜の大被害を免れた。それを知って、茶葉に水をかけることが対策になるのでは? と思いついたんだよ。」


「そういう経緯があったのですね。それと一つ素朴な疑問があるのですが、なぜ水をかけ続けると霜を防ぐことが出来るんでしょうか。ぜひ教えてください。」


「水は“凍る”という化学変化を起こすときに、実は一定の熱量を放出しているんだよ。でも、そのエネルギーを放出しきってしまうと凍ってしまう。だから凍らせないためには、一見矛盾するようだけど、凍るという運動を起こさせ続ければいい。つまり水をかけ続ければいい、というわけなんだよ。そうすれば、零度以下にならないようにすることが出来るんだ。」


「なるほど~! すごいですね! やっと理由が解りましたよ!(実はちょっとしか解ってない)」


まさに逆転の発想! いまやスプリンクラーは霜対策だけではなく、日照りのときの水やり、害虫駆除にと一台何役もの大活躍。泰久さんの知恵の素晴らしさを感じます。


霜と闘うお茶農家の心強いパートナーであるスプリンクラーは、今日もお茶畑の中に凛と立っています。



「茶畑写真館」~新芽が育つ様子を写真に収めてみました


3月25日の様子

Teiten_b_3_r_1


3月27日の様子

teiten_b_0327

いかがですか?今からまさに、新芽が伸びてゆくところです。

今度は、新芽にズームアップ!

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見るからに美味しそうな、柔らかな緑色ですね。
今年の新茶を飲むのがとても楽しみ!

2006年3月29日 | 茶畑生活 |
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2006年3月28日 (火)

茶畑レポートその1~今年の新茶の出来ばえは? [茶畑生活]

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「よし、それじゃあ畑へ連れて行ってあげようか。」


今日は泰久さんに連れられて、実際にお茶畑を見学に行く日。あの美味しいお茶は、どんな場所で作られているのか。お茶を知るためには、まずお茶が作られているお茶畑を見てみなけりゃ、始まらないですよね~。今日は泰久さんにお茶のことをいろいろ聞いて、お茶を知る第一歩の日にしようと、私は密かに心に決めていました。

車を少し走らせると、見えてきましたよ、たくさんのお茶畑が。
規則正しく並ぶ濃い緑色のうねのてっぺんは、ほんのり優しい黄緑色。いかにもやわらかな、これがお茶の新芽の色です。手ごろな畑で車を止めると、泰久さんはおもむろにお茶の海の中へざくざくと分け入っていきました。私も負けじと、後に続いてお茶の中へ。なかなか出来ない貴重な体験に胸が躍ります。


ふと気づくと泰久さん、いつものギャグをかましてるときの表情とは打って変わって、職人が持つ独特の厳しい雰囲気を漂わせていました。
新芽を手に取り、真剣な眼差しで見つめています。
どうやらお茶の成長具合を調べているようです。
むむ、こういう表情が見たかった。
そして、お茶のことを聞くチャーンス!


「泰久さん、今の時点で今年のお茶はどうですか?」


「ホラ見て、葉っぱの層がすごく厚いでしょ。これはこの木の、光合成の能力が高いことを表しているんだよ。今の時点では、今年は良さそうだね。」


「ホントだ。葉っぱの層がぎっしり詰まって、生命力の強さを感じさせますね。でもこの冬は強い寒波が来たりしてましたが、茶葉の成長に影響は無かったんですか?」


「実は、冬の寒さはあった方がいいんだよ。冬寒い時期にお茶は成長を止めて、エネルギーを貯えるからね。あまり冬が暖かいと、早くから新芽が出てしまって、霜にやられてしまう場合もあるから。」


「はあ、ただ単に日が照ってればよいわけでは無いんですね。やはり奥が深いな~。」


ここで出てきました「霜」という単語。この「霜」という、新芽を枯らしてしまう現象こそが、お茶農家にとって最大の天敵なのです。堀口家の茶園は昭和57年の4月、霜によって壊滅的な被害を受けています。しかしそのとき泰久さんは決してお茶作りをあきらめることなく、初めてスプリンクラーを導入することで更なる大きな被害を防いできました。ピンチを逆にバネにすることで、決してあきらめず、更に高い品質を目指してゆく。泰久さんのお茶に対する取り組み方は、多くの仲間や後進の人々を励ましてきたことでしょう。


「毎日毎日現場に出て実際に葉を触って、その瞬間瞬間に判断して、最善の方法を探してゆくんだよ。少しの気象条件の変化で、お茶という生き物は刻々と変わってゆくからね。そしてお茶は正直だから、丹念に育てれば育てるほど、それだけよいものが出来る。だから、育てるこちらも妥協しない。それが、お茶の醍醐味かもしれないね。」


寝言でもお茶のことを話すと言う泰久さんを初め、多くの人々のたゆみない努力と細やかな気配りが、美味しいお茶を生み出すのですね。どうです、こんな素敵な環境で出来上がってゆく伊藤園の「お~いお茶 新茶」。みなさんも、早く飲みたくなったんじゃありませんか? もう少し、一緒にお待ちください。

2006年3月28日 | 茶畑生活 |
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2006年3月27日 (月)

堀口さん一家のご紹介 [茶畑生活]

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今回の「お~いお茶 茶畑日記」の取材に協力していただくのは、志布志市有明町に暮らす伊藤園の契約農家のひとつ、堀口さん一家。
突然ひょっこりとあらわれた、言わばよそ者の私をまるで家族の一員のように迎え入れてくれた、明るい笑顔の絶えない素敵な一家です。
では、その中心となる人々をご紹介してゆきますね。

『泰久(やすひさ)さん』


まず紹介いたしますのは堀口一家の大黒柱的存在、泰久さんです。お茶へのこだわりと愛情は人一倍で、様々なアイデアを実用化して有明町のお茶の発展に貢献してきた、有明町のお茶を語る上で欠かせない人物の一人です。58年の人生をお茶とともに歩んできた今でも有明町のお茶の発展を思い、常に挑戦者の立場であり続ける彼の生き様は、まさに「お茶の鉄人」というにふさわしいでしょう。
そんな反面、突然繰り出すいわゆる親父ギャグで場の空気を和ませたり凍りつかせたりする、とってもお茶目な一面も持っています。普段はシャイで無口ですが、話せば話すほど、その素敵な人柄がにじみ出るお方です。
ちなみに、趣味はそば打ちとマラソン観戦。若き頃相撲で鍛えた強い足腰で打ち出すそばは、これまた美味! 今度そば打ちも教えてくださいね~。


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『常弘(つねひろ)さん』


常弘さんは泰久さんのお兄さんで、いつもニコニコ笑顔のきさくで話しやすいお人です。お茶に関する知識はとても深く、私の低レベルな疑問にも優しく丁寧に答えてくれるのでとっても頼りにしています。今後ともよろしくお願いします!
かつて東京で働いていた経験のある常弘さんは都会のお客様のニーズもよく理解しており、やはり常弘さんも有明町のお茶の発展のため、無くてはならない人物です。


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『泰久さん一家』


けいこさんは、泰久さんの奥様。堀口家を影で支え続ける、料理が得意な優しいお母さんです。素朴で美味しいけいこさんの料理をいただいて淹れたてのお茶を飲めば、どんな仕事の疲れも一発で吹っ飛んじゃいますよ~。仕事一筋の泰久さんと、情が深く面倒見のいいけいこさんは、周囲の誰もが認める相性抜群のナイスカップルです!


長女のめぐみさんは近々ご結婚されるそうです。とってもおめでたい!…ことなんですが、目に入れても痛くないほどに溺愛していた娘を送り出す、泰久さんの胸中いかばかりか…。今はあまり、触れないようにしておきましょうね。お母さんは対照的に、「早く孫の顔が見たいわぁ。」とウキウキです。


そして長男の大輔さんは、この春から東京の企業に就職。ということは、泰久さんは有明町でけいこさんと2人きりの生活に。口には出さねど、やはりお二人とも少し寂しいでしょうね。でも大丈夫、私が新しい堀口家の息子として、いろいろお手伝いしますから!
…ダメ?

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以上が、お茶を愛する堀口さん一家の紹介でした~。


そして忘れてならないのが、堀口さん一家とおつきあいのある周辺のお茶農家の皆さん。堀口さんも茶農家の皆さんも「お~いお茶」のおいしさづくりにはとても大切な方々。伊藤園とともに、力をあわせて、おいしいお茶づくりに日々努力されています。個性派揃いで、私も今後紹介するのがとっても楽しみなんですよ。先々でご紹介することになると思いますので、お楽しみにどうぞ。



そうそう、堀口家では犬を3匹飼っています。名前は茶々テリーさくら。まさにリアルお茶犬ですね!


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さくら「なーに?散歩に連れてってくれるの?」

2006年3月27日 | 茶畑生活 |
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2006年3月27日 (月)

志布志市有明町はこんなところです [茶畑生活]

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さてまずは、「お~いお茶 茶畑日記」の主な舞台となります、鹿児島県志布志市有明町のご紹介をします。


大隈半島の北東、宮崎県との県境に位置する志布志市は、一年を通じて温暖な気候に恵まれた、美しい海と山を擁する素晴らしい土地です。特に「白砂青松の地」と呼ばれる志布志湾の風景は一見の価値ありかと。


またウナギにさつま揚げ、黒豚を使った焼き豚やイチゴにメロン、良質な湧き水を使った焼酎など、自慢の自然が育んだ地元の名産品は、当然のようにどれもこれも美味しいものばかり(コレ重要)! なんて嬉しい町なのでしょうか~。

そして忘れてはならないのが、お茶畑の存在です。平地に作られた広いお茶畑がそこかしこに見られ、農家のみなさんが丹精こめて育てた茶葉たちが、摘み採りの時期を待っています。ひっそりと、しかしその緑色の葉の中に、強い生命力と深い美味しさを秘めて…。


そうそう、有明町にやってきて、まず何より先にお茶を淹れていただいて飲んだのですが、いやこれが、ホントびっくりするくらい美味しかったんです。これから「お~いお茶 茶畑日記」で、この味が生み出される秘密に迫ってゆきたいと思いますので、みなさんどうぞお楽しみに~。


美しい自然に囲まれて働き、憩いの時間の食卓には美味しい料理と、極上のお茶。この町の空気に触れていると、有明町の掲げる「日本一豊かな田舎暮らしの里」という言葉にいちいちうなずいてしまいます。人間にとっての本来の豊かさとは、有明町のような場所に存在しているのかもしれませんね。しみじみ…。

2006年3月27日 | 茶畑生活 |
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2006年3月27日 (月)

茶畑日記はじめます [茶畑生活]

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みなさんこんにちは! お元気ですか?

本日よりブログ「お~いお茶 茶畑日記」が始まります! まず初めに、この「お~いお茶 茶畑日記」はどんなブログなのか、説明いたしますね。

私は今、南国鹿児島県のお茶処、志布志市有明町という町にやってきております。

鹿児島県は、静岡県に次いで国内緑茶生産量第2位という、まさにお茶の一大産地。気候も温暖で、日本で最も早く新茶が摘まれる場所なんです。つまりいち早くそのおいしさが楽しめるところ。みなさんご存知でしたか?
そして有明町は、鹿児島県内でも有数のお茶処なのです。春の陽気と心地よくそよぐ風の中、目に映る広大なお茶畑の優しい緑色…。う~ん、とってもいい気分!


今回、こちらの案内役を務めますわたくしは、愛知県出身の29歳男子。大の旅好き自然好きでありまして、暇さえあればしょっちゅう日本の海や山を飛び回っております。農業にも興味がありまして、日本中のあちこちで農作業を手伝ったりしておりますが、美しい海と山を望み豊かな自然を有する有明町は、まさに私にとって宝の山のような場所。幸せ!


そんなここ有明町で、伊藤園の契約農家であり、伊藤園と長い間一緒にお茶づくりをしてきた堀口さん一家を中心に茶農家の皆さんに密着取材し、伊藤園の「お~いお茶 新茶」が出来るまでをレポートするのがこのブログ「お~いお茶 茶畑日記」です。


・有明町のお茶はなぜおいしい?

・お茶ってどんな風に作るのだろう?

・お茶農家の人々は普段どんな生活を営んでいるのだろう?

・お茶を作る上での苦労やこだわりって?

・お茶を使った美味しい料理レシピ

・プロが教える美味しいお茶の淹(い)れかた


などなど、お茶に関するいろんな話題をお伝えする予定です。どうぞお楽しみに!


ここだけの話ですが、実は当の私もお茶に関してはまだまだ知らないことばかりでして…。ですのでこのブログを作りながら、みなさんと一緒にお茶のことをもっと知ることが出来たら、と思っています。どうぞよろしくお願いいたします。


それでは「お~いお茶 茶畑日記」、新茶の爽やかな香りにのせて今、スタートです!

2006年3月27日 | 茶畑生活 |
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