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2006年7月19日 (水)

“お~いお茶” ネーミングの由来って?

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みなさんおなじみの、「お~いお茶」このネーミングの由来を、みなさんはご存知ですか?1985年、伊藤園が世界初の缶入り緑茶飲料「缶煎茶(かんせんちゃ)」を発売したのは、「お~いお茶の歴史を紐解く」でみなさんにお話した通りです。


“缶煎茶(かんせんちゃ)”から“お~いお茶”へ。このネーミングの変化の裏側には、日本人の緑茶に対する意識と、ある名優の名フレーズが関係していたんです。

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“缶煎茶(かんせんちゃ)”が発売されてからしばらくして、伊藤園に


「“煎茶”の読み方が分かりません!」


という衝撃的な問い合わせが入りました。その後、更には「煎茶(せんちゃ)って日本のお茶なんですか?」「まえちゃですか?」なんていう声もありました。そこで至急伊藤園は、「日本茶を何と呼ぶか?」というアンケートを、大学生を対象に行ったんです。その結果、ダントツで1位は「緑茶」、以下「日本茶」、「グリーンティー」と続き、問題の「煎茶(せんちゃ)」は、大きく離れて4位という意外な結果になりました。


“煎茶(せんちゃ)”というネーミングは、“急須から淹れたお茶に近い味わいを楽しめる”という品質に対するこだわりからきたものでした。しかしここに、伊藤園と若い消費者の間に、日本茶に対する意識の大きな違いがある事が明らかになったのでした。


しかし伊藤園は更に考えました。単に「緑茶」だけでは、消費者のみなさんへのアピールが足りない。どんな名前が適当なんだろうか?そこで行った追加調査で、「日本人は緑茶に家庭的なぬくもりと、すぐそこにある日常性を感じている」ことがわかりました。


この調査を受けて、“お~いお茶”というネーミングが採用されるのですが、 また、そこにはある俳優さんの名フレーズも大きく関係していました。

その方とは、島田正吾さん(故人)新国劇の黄金期を築き、生涯現役を貫かれた方で、「ひとり芝居」の上演などで活躍していらっしゃいました。1970年代、島田さんが「お~い、お茶」とおっとりとした口調で呼びかける緑茶リーフ(茶葉)商品のCMがたいへん好評で、それが伊藤園が消費者のみなさんに伝えたいイメージとぴったりであると考え、“缶煎茶(かんせんちゃ)”に代わるネーミングとして採用されたのです!


いかがでしたか?現在では、みなさんの心により深く浸透している、「お~いお茶」ネーミングの由来。 このヒミツを知ってから、ペットボトルが伊藤園の思いを乗せて、私たちに「お~い」と呼びかけてきているような気がします。
な~んてね。

2006年7月19日 | 伊藤園情報 |

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コメント

なるほど、「お~いお茶」というネーミングは、昔のCMに由来するのですね。

投稿: オリヒカ | 2006/07/20 21:46:22

そうなんですか。あんまり、もうなじみすぎて考えてもみませんでした。思わず改めておーいお茶と言って見ました。猛暑続き、いよいよ大活躍ですね。あちこちで、おーいおーい、が聞えそう。

投稿: yuriya | 2006/08/08 20:27:27