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2006年7月 4日 (火)

お茶農家 梅雨時の苦労

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5月下旬、有明町で撮影

梅雨時、雨降る茶畑


梅雨時って、湿度が上がってじめっとするし、雨の日が長く続きますよね。私は、この時期は外に出るのも何だか面倒くさくて、部屋の中でふさぎこみがちな日々を送ったりします。正直私、梅雨の時期はちょっと苦手なんですが、みなさんはいかがでしょうか?

その点お茶農家のみなさんは、雨の降る中でも、屋外での農作業をしなければなりません。二番茶の摘採は、梅雨の時期と重なる場合が多いのです。


というわけで今回私は、梅雨の時期の農作業の苦労について、お茶農家のみなさんにアンケートを取ってみました。どんな結果が聞けるかな?

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5月26日撮影

雨の中、カッパを着て寒冷紗巻きの作業


さっそく私は何人かのお茶農家のみなさんに質問をし、ご意見を聞いてみました。お題はズバリ、「梅雨の時期に農作業をしていて、苦労する事」です。その結果、主に下のようなお答えをいただきました。



■寒冷紗が水を吸って重くなり、巻き取るのが大変!


■カッパを着ての作業は動きにくく、視界も制限されてしまう


■カッパの中が蒸れて、汗をたくさんかくので不快指数高し!


■泥であちこち汚れる


■トラックがぬかるんだ道にはまったり、事故の心配が増える

お茶農家のみなさん、ご協力いただきありがとうございました!


さて、一番最初に挙げた「寒冷紗が重くなる」というご意見は、寒冷紗を使用する地方のお茶農家の方から、とても多くいただいた意見です。「雨が染みこんだ寒冷紗は、まるで水の塊だよ」なんておっしゃる方もいました。寒冷紗のひと巻きの重さは、平均5㎏ほど。雨を吸えばそれが数倍の重さになるそうです。現在は、寒冷紗が重くて運べないようなときには専用の機械を使って巻き取りますが、機械の無かった昔は、雨が乾くのを待って大人数で巻き取っていたらしいですよ。大変だったんですね~。


その次に3つあげられている、「カッパを着ての作業は動きにくく、視界も制限されてしまう」「カッパの中が蒸れて、汗をたくさんかく」「泥で汚れる」というご意見は、私たちもたびたび経験したことがあり、その気持ちがわかりますよね。カッパを着て雨の中自転車で走ったわずらわしさとか・・。しかし、ただでさえ雨の中で不自由なのに、農作業は基本的に力仕事なんですから、その大変さは想像以上でしょうね。


最後の、「トラックがぬかるんだ道にはまったり、事故の心配が増える」というご意見。うわー、これは危ない!この時期お茶農家のみなさんには、くれぐれも事故に気をつけて、安全第一でお仕事に取り組んでいただきたいと思います。



私たちが美味しい「お~いお茶」を飲むことが出来る陰には、まだまだお茶農家のみなさんの知られざる苦労がありますね。


梅雨が明ければ、厳しい猛暑の季節がやってきて連日太陽が照りつけ、雨を待ち焦がれる日々もあると思います。ですから、お茶に限らず農作物にとっては、この梅雨時期の長雨は恵みの雨でもあります。しかしお茶農家のみなさんにとっては、雨降りや天候の変化に悩まされがちなこの梅雨時期。大変だと思いますが、体調を崩さぬよう頑張ってください!私も応援しています!


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茶畑日記写真館~梅雨時の茶畑


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5月26日撮影


梅雨に濡れる茶葉


恵みの雨をいっぱいに受け止める茶葉たち

2006年7月 4日 | 茶畑生活 |

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