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2006年8月 4日 (金)

お茶農家~雑草とのお付き合い

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強い日差しの下で、青々と伸びる雑草


梅雨時期に降った豊富な雨とここのところの好天続きで、お茶はすくすくと育っています。でも困ったことに、それだけ道端や茶畑の中の雑草も、のびのびと育ってしまうんですね~。


草が勢い良く伸びるこの夏場は、除草作業をする農家のみなさんの姿をよく目にします。そこで今回私は、より深くお茶づくりの現場を知るために、除草作業を実際に体験してみることにしました。

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除草作業も、お茶農家のみなさんにとっては、重要な作業のひとつです。お茶畑の横や土手に生える雑草は、視界を妨げたり農作業の邪魔になるからです。


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草払い機で草を刈る、畑山豊子さん


ある曇りの日の午後、私は有明町のお茶農家、畑山豊子さんにご協力をいただいて、お茶畑の除草作業を体験してきました。豊子さんは手馴れた感じで草払い機を操り、土手に生える雑草を綺麗に刈っていきました。土手を刈ったあとは、平地に生える草も大型の草刈り機で入念に刈ります。

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平地は大型の草刈り機で刈ります


さて、草払い機のエンジンとタンクを背負って、私もいざ、草刈り体験!最初は調子よく草を刈っていたものの・・・


「うう、結構重いぞ、これ・・」


本体の意外な重さに徐々に左腕がパンパンになってきました。曇りと言っても湿度は高く、たちまち汗が流れ出てきます。おまけに勝手が分からないものですから、草だけじゃなくて土手の土まで一緒に削っちゃって、作業ズボンが泥だらけに・・・。情けなや。


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「重いよ~!」 左手が徐々に重くなる・・


そんな私を見かねて豊子さんが交代してくれ、すいすいと草を刈っていきました。私の母親に近い年齢なのに・・。やっぱり農家のみなさんは、タフです!


雑草と言えば私は以前、苗木を植えたばかりのお茶畑で、ちょっと不思議な光景を目にしました。まだ丈の低い苗木の列と列の間に、草が青々と茂っているのです。これは一体?このお茶畑の持ち主は、草取りをさぼっているのかしら?


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何故?お茶の幼木の周りに草が生えてるのか?


その理由は、茶農家の方に質問してすぐに明らかになりました。地形や気候などの関係から、全ての茶畑で実施しているわけではないそうですが、この草は台風が来たときの強風避けの目的でわざわざ種をまいて生やしているんですって。植えたばかりのお茶の幼木は、根の張り方が浅く、強い風に影響を受けやすいのだそうです。特に九州地方は、台風が多いですからね。

また、台風のシーズンが去った後にはその草を刈り取って、そのまま幼木の脇に置いておくことで良質な堆肥(たいひ)として再利用もできます。なるほど!ここにも、お茶農家のみなさんの知恵が活きていました。


お茶の樹にかける手間隙とお茶づくりにかける愛情が、左手の筋肉痛と一緒に深く私の心に残りました。これからも、美味しい「お~いお茶」をみなさんのお手元に届けるため、お茶農家のみなさんの努力はまだまだ続きます!


「茶畑ビデオ」~真夏のお茶畑


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7月下旬撮影

太陽の照りつける真夏のお茶畑を、ビデオに撮ってみました


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2006年8月 4日 | 茶畑生活(ビデオ付き) |

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コメント

草もすくすく育っちゃいますね。
冷房の効いた部屋で、茶畑日記を読んでいる
場合ではありません(;へ:)
しばらく畑に行っていません!!
では、草刈りに行って来ます。
お茶農家の皆さん、頑張って下さい。

投稿: 吉田良一 | 2006/08/04 16:32:52

世界的な猛暑ですね。
私は中部地方ですが、天気予報を見ていると、沖縄より温度が高い日が続きます!
このまま地球温暖化が進むと、青森でみかんが出来るとか・・。もう日本は亜熱帯ですね。
私に出来る事は、エアコンの温度設定を29度にする事です。 夏の除草は大変ですね。我が家の狭い庭でさえ取り切れませんから。頭が下がります。

投稿: まりん | 2006/08/05 12:37:46