2006年9月 6日 (水)

「お~いお茶 茶畑日記」第3弾“冬編”のお知らせ [伊藤園情報]

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春真っ盛り、3月下旬にスタートした「お~いお茶 茶畑日記」も、「第1弾の新茶編」「第2弾の夏編」を乗り切って、今や秋の足音を聞こうとしています。早いものですね!


ここまで長い間、この「お~いお茶 茶畑日記」を続けてこられたのも、各茶産地の農家のみなさんや、伊藤園スタッフの協力、そして読者の皆様のあたたかい声援があってこそです。ありがとうございました!

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さて突然ですが、この「お~いお茶 茶畑日記 夏編」今回をもって一旦休憩とし、次の「お~いお茶 茶畑日記 冬編」に向けての充電期間とさせていただきます。2ケ月後の11月頃に、皆様に再開のごあいさつが出来ると思います。


ところで、「お~いお茶 茶畑日記 冬編」って何だろう?そんな風に興味津々なお茶ファンの皆様のために、再スタートを前にちょっとだけ内容をご紹介いたしましょう!



「お~いお茶 茶畑日記 冬編」~予定されている内容のお知らせ!


「お~いお茶 ホット用ペットボトル開発秘話!」 

コンビニエンスストアや自動販売機などでおなじみの、冬場に嬉しい「お~いお茶」のホット用ペットボトル。このホット用ペットボトル緑茶は、伊藤園が2000年秋に飲料業界で初めて発売した商品であることをご存知でしたか?業界に先駆けた、ホット用ペットボトル緑茶開発の歴史を紹介します。


「お茶農家、冬のお仕事」

お茶農家のみなさんは、冬の間どんな農作業をしているのでしょうか?私も実際に体験して、お仕事の様子や、お茶農家のみなさんの生の声をお伝えします。



どうですか、面白そうでしょう!?この他にも、皆様に楽しく読んでいただくだけでなく、「なるほど!」とか「へえ~、そうだったのか!」思ってもらえるような、お茶にまつわるたくさんのお話しをしたいと思っています。楽しみに待っていてくださいね!私もみなさんにまたお会いできるのを、とっても楽しみにしています。


というわけで、今度は「お~いお茶 茶畑日記 冬編」でお会いしましょう。


それまでみなさん、お元気で~!

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8月上旬 静岡県牧之原市で撮影 真夏のお茶畑

2006年9月 6日 | 伊藤園情報 |
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2006年9月 1日 (金)

皆様のコメントに、お返事書きます! [伊藤園情報]

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7月下旬 鹿児島県有明町で撮影 

三番茶の摘採が済んだお茶畑


これまでこの「お~いお茶 茶畑日記」は、皆様から実に多くのコメントを寄せていただいています。ありがとうございます!

皆様からのコメントは、私にとってまさに活力の源でした。


そこで今回は、一部になってしまいますが、皆様からのコメントに、感謝の気持ちを込めてお返事を書こうと思いま~す。


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では、早速最初の方から・・・。



tak さんより

6月16日

「伊藤園の茶畑づくりについて また聞いてきました」 へのコメント

お茶が足りなくなるなら作っちゃえ的な
考え方って大好きです。笑
結果的に緑も増える事になり環境的にも良いことかと。
伊藤園さん頑張ってー。


伊藤園の“茶産地育成事業”については、茶畑日記「第1弾 新茶編」でも4月20日「茶産地育成事業①伊藤園農業技術部の方に聞きました」や、4月21日「茶産地育成事業②お茶の樹の成長について」で記事にしましたが、今回の「第2弾 夏編」でも触れさせていただきました。


それだけ私が注目している伊藤園の取り組みです。

皆様もよろしければ、もう一度読み返していただけたらと思います。


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宮崎県都城市

茶産地育成事業によって植え付けられた、まだ若いお茶の樹




まりんさんより

7月14日

「伊藤園の工場に行ってきました~静岡相良工場 仕上げ加工編」へのコメント

東名高速で静岡を通過する度、相良工場をいつも眺めました。お茶=静岡、それだけの認識しかない私には、ごく普通の眺めでした。「茶畑日記」を読み始め、全国の銘茶がここに集められ、ブレンドされる事を知りました。今年は2度バスツアーをしましたが、ガイドさんは必ず「静岡が日本一の生産量はご存知でしょうが、2位は何処でしょう。」と質問します。私は真っ先に挙手!
「鹿児島です。3位が三重!」(*^.^*)エヘッ
勉強になるブログですよね。



~この「お~いお茶 茶畑日記」がお役に立っているようで、私も嬉しく思います!

伊藤園 静岡相良工場へ実際に訪れて、荒茶(あらちゃ)が仕上げ茶になる過程を見ることができたのは、お茶ファンの私にとって、とても幸せな経験でした。

また、茶葉の長所を最大限に引き出す事が出来る火入れの方法、伊藤園が採用している“後火方式”など、栽培から仕上げ加工まで、伊藤園の妥協の無いお茶づくりの姿勢を垣間見ることが出来ました。ますます、「お~いお茶」のファンになってしまいますよね~。



yuriyaさんより

8月2日

「真夏のお茶づくり」へのコメント

いよいよ猛暑の季節到来、お仕事の様子を拝見いたしました。私達は、暑いとき飲む一杯のお茶に、どんなに癒されることでしょう。でも、その陰には、作っている方の並々ならぬ、努力の結果に、改めて、感謝の気持ちです。どうか、お体に気を付けて頑張ってください。



~そうなんですよね、私もとっても感謝しています。伊藤園スタッフのみなさんはもちろん、茶産地で懸命に働くお茶農家の方々の苦労や努力を知れば、1杯の「お~いお茶」にも多くの人々の思いが詰まっていることが分かります。


yuriyaさんの気持ち、きっとお茶を作るみなさんの心に届くと思いますよ。


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真夏の荒茶工場の中です。

あの時は、暑かったなあ・・・。でも、私にとって今やいい思い出です。




mocoさんより

8月9日「緑茶レシピ 真夏に嬉しい冷たいデザート・ドリンク編 」へのコメント

緑茶豆乳ヨーグルト風味、はまってしまいました!レモン酢でも美味しいですよ。
夏の高校野球、ついに決着がつきましたね。
ドリンク楽しみながら、毎日観戦でした。

今年の夏は、おーいお茶濃い味 を何度も飲みました。こちらにもはまりました!!



~気に入っていただけたようで、私もとっても幸せです。トラックバックでレシピを教えていただいた、ピョラギさんにも感謝いたします!私も実は、お~いお茶シリーズの中でも「お~いお茶 濃い味」お気に入り。“濃くて美味しい緑茶”がつくれるのは、原料調達力と製造技術に優れた、お茶の伊藤園だからこそだそうですよ。


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大人気を博した「緑茶豆乳ヨーグルト風味」

お試しあれ!


皆様からの質問や、あたたかい励ましのお言葉にとっても感謝しています。残念ながらここでは紹介しきれなかったコメントをくださった方、またトラックバックでお茶に関する情報をお寄せくださった皆様にも、心から感謝の言葉を伝えたく思います。


本当にありがとうございました!

2006年9月 1日 | 伊藤園情報 |
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2006年8月29日 (火)

皆様の投稿に感謝します! [伊藤園情報]

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「お~いお茶 茶畑日記」へのコメント投稿を始め、「フォトコンテスト」への応募「もっとお茶を楽しみましょう」へのトラックバックと、たくさんたくさん頂きまして、ありがとうございます!!


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皆様からの応募は、私もいつも楽しみに拝見させていただいております。暖かいコメントで心が励まされ、トラックバックは記事を書く上で、どれも参考になるものばかりです。私、とっても感謝しています!!

フォトコンテストの写真やトラクッバックの募集は、8月31日(木)まで引き続き行っていますので、残りわずかですが、どしどしご応募くださいね!「お~いお茶 ペットボトル500ml 1ケース」などなど、嬉しいプレゼントをゲットしましょう!


(応募方法はこちらから! 「フォトコンテスト」 「オススメ茶菓子」 「我が家のお茶レシピ」 「お役立ちお茶活用法」


これからも「お~いお茶 茶畑日記」のご愛読、よろしくお願いいたしま~す!!

2006年8月29日 | 伊藤園情報 |
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2006年8月17日 (木)

お~いお茶 味の番人 [伊藤園情報]

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伊藤園 静岡相良工場で、検茶(けんちゃ)の説明を受けてきました


以前私は伊藤園静岡相良工場へ行き「お~いお茶」の仕上げ加工のレポートをしました。(詳しくは、「伊藤園の工場に行ってきました~静岡相良工場 仕上げ加工編」を見てください


実は、そこで見てきた中で私が興味を持ったものに、出荷前の茶葉の味や香り、形などの品質をチェックする、「検茶(けんちゃ)」という工程がありました。


そこで今回は、「検茶(けんちゃ)」について書いてみようと思います。

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中央研究所の外観 


実はここ伊藤園 静岡相良工場のある敷地には、“中央研究所”という施設も併設されています。多くの実験室や作業室がある研究棟が2つあり、建築総延面積は約 8,000㎡になる大規模な研究施設です。

カテキン”(ポリフェノールの一種で、渋味の主成分でもある)テアニン”(緑茶の旨味に貢献する成分)等、健康や美容への働きが期待される緑茶成分の研究が行われています。


また、お茶だけではなく野菜飲料等の研究も行われており、多くの研究成果を上げているそうです。(詳しく知りたい方は、伊藤園のホームページより、「伊藤園の研究開発」を、ぜひともご覧下さい!)


今回私はここ中央研究所にやってきたのですが、この中には検茶を行っている伊藤園の品質管理部もあります。


というわけで、中央研究所の施設内にある品質管理部の方にお会いして、検茶についてお話を伺うことが出来ました!検茶の極意を知ることが出来たら、私も“官能検査員(検茶を行う技能員の事)”になれるかな?



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ずらりと並ぶ、検茶に用いる道具の数々


最初に、検茶を行う方法に関して、いくつかのポイントに分けて簡単に説明しますね。


● 検茶には、機械による測定と人の五感による官能検査の2つの方法があります。意外な事に、人の五感による検査の方が一般的に判定は正確とされているそうです。もちろん、検茶をする人には、長年の知識と経験が必要になってきます。


● 検茶では、まず、写真にある黒くて四角い検茶盆に茶葉を入れて、茶葉の形状や色沢(色やツヤ)などの見た目をチェックします。


● 次に内質(味や香味に関する項目)の検査。写真にあるような白磁の茶碗に熱湯でお茶を淹れ、香気(様々な種類の香り)、水色(淹れた時のお茶の色)、滋味(旨味・渋味・苦味のバランス)を見ます。


● ちなみに、検茶は美味しく飲んで楽しむためではなく、あくまで検査なので茶葉の特徴を同じ条件で引き出すために、全て熱湯を使用するのだそうです。



これが大まかな検茶の方法です。更に詳しい検茶の方法は、伊藤園ホームページの「お茶百科~お茶の品質を見分ける方法」を参考にしてみてくださいね。


検茶をするには、たくさんの種類の茶葉の微妙な香味の違いを感じ取る、豊富な経験と知識が必要なんだろうなあ、と容易に想像できますよね。

それでは早速、品質管理部の方にお話を伺ってみます。



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伊藤園 品質管理部の渡辺幸弘さん

今回の私の、強~い味方です!


~渡辺さん、今日はよろしくお願いします!


「はい、お願いします。」


~まずお聞きしたいのは、一人前の官能検査員と呼ばれるには、どんなことが必要なんでしょうか?


「そうですね、例えば今、単に目の前にある複数のお茶の飲み比べでしたら、勘のいい方なら初めてでも出来てしまうかも知れません。しかし、昔飲んだお茶の味や香りと比べるとなると、どうでしょうか?」


~うーん、実際に目の前に無いお茶の味となると、さすがにちょっと無理ですね・・・。


「でも、検茶をするにはそういった経験や技能が必要不可欠なんですよ。過去に飲んだお茶の味や香りといったデータを頭に思い浮かべ、照らし合わせられること。そうすることで、はじめて商品に使用する茶葉を決定できます。

これを身につけるには、やはり毎日毎日、仕事としてお茶を飲み続けることが大事です。多いときは、1日に1,000パターンくらいのテイスティングをすることもあるんですよ。」


~せ、1,000パターン!それは大変ですね。わたくし、早くも自信無くなってきました・・。

~では、検茶のお仕事をする上で、日頃から気をつけていることって、何かありますか?


「仕事のある平日は、匂いの強い食べ物は、なるべく摂らないようにしています。平日に餃子定食なんて、食べられませんね。また、検茶をする室内に強い匂いを発するものがあると、味覚に影響があります。ですから官能検査をする女性社員は、基本的に香水をつけません。」


~たしかに、風邪をひいたときって、鼻が詰まってしまい、その結果香りだけでなく食べ物の味も判らなくなりますもんね。香りってとても大切なんですね。

それにしても、品質管理の現場って、とてもストイックな世界なんですね。私、餃子大好きですし、ますます自信喪失です。

検茶は、やっぱりプロのみなさんにお任せしようかな。。。


~では最後に、検茶のお仕事と、「お~いお茶」に対する思いをお聞かせください。


「お~いお茶」を、常に高品質な味や香りでお客様にお届けするのが、私たち品質管理部の務めです。ほんのわずかな判断の違いが、商品の品質に大きく影響しますから、毎日の仕事を訓練と思い、感覚を研ぎ澄ませて業務に臨んでいます。

「お~いお茶」が、これからも緑茶飲料のトップブランドとして、消費者のみなさんに愛され続けてほしいと願っています。」


~なるほど、まさに品質管理部のみなさんは、「お~いお茶 味の番人」ですね!

渡辺さん、今日は本当にありがとうございました!

2006年8月17日 | 伊藤園情報 |
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2006年7月19日 (水)

“お~いお茶” ネーミングの由来って? [伊藤園情報]

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みなさんおなじみの、「お~いお茶」このネーミングの由来を、みなさんはご存知ですか?1985年、伊藤園が世界初の缶入り緑茶飲料「缶煎茶(かんせんちゃ)」を発売したのは、「お~いお茶の歴史を紐解く」でみなさんにお話した通りです。


“缶煎茶(かんせんちゃ)”から“お~いお茶”へ。このネーミングの変化の裏側には、日本人の緑茶に対する意識と、ある名優の名フレーズが関係していたんです。

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“缶煎茶(かんせんちゃ)”が発売されてからしばらくして、伊藤園に


「“煎茶”の読み方が分かりません!」


という衝撃的な問い合わせが入りました。その後、更には「煎茶(せんちゃ)って日本のお茶なんですか?」「まえちゃですか?」なんていう声もありました。そこで至急伊藤園は、「日本茶を何と呼ぶか?」というアンケートを、大学生を対象に行ったんです。その結果、ダントツで1位は「緑茶」、以下「日本茶」、「グリーンティー」と続き、問題の「煎茶(せんちゃ)」は、大きく離れて4位という意外な結果になりました。


“煎茶(せんちゃ)”というネーミングは、“急須から淹れたお茶に近い味わいを楽しめる”という品質に対するこだわりからきたものでした。しかしここに、伊藤園と若い消費者の間に、日本茶に対する意識の大きな違いがある事が明らかになったのでした。


しかし伊藤園は更に考えました。単に「緑茶」だけでは、消費者のみなさんへのアピールが足りない。どんな名前が適当なんだろうか?そこで行った追加調査で、「日本人は緑茶に家庭的なぬくもりと、すぐそこにある日常性を感じている」ことがわかりました。


この調査を受けて、“お~いお茶”というネーミングが採用されるのですが、 また、そこにはある俳優さんの名フレーズも大きく関係していました。

その方とは、島田正吾さん(故人)新国劇の黄金期を築き、生涯現役を貫かれた方で、「ひとり芝居」の上演などで活躍していらっしゃいました。1970年代、島田さんが「お~い、お茶」とおっとりとした口調で呼びかける緑茶リーフ(茶葉)商品のCMがたいへん好評で、それが伊藤園が消費者のみなさんに伝えたいイメージとぴったりであると考え、“缶煎茶(かんせんちゃ)”に代わるネーミングとして採用されたのです!


いかがでしたか?現在では、みなさんの心により深く浸透している、「お~いお茶」ネーミングの由来。 このヒミツを知ってから、ペットボトルが伊藤園の思いを乗せて、私たちに「お~い」と呼びかけてきているような気がします。
な~んてね。

2006年7月19日 | 伊藤園情報 |
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2006年7月14日 (金)

伊藤園の工場に行ってきました~静岡相良工場 仕上げ加工編 [伊藤園情報]

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伊藤園静岡相良工場

規模、設備ともに国内最大級の緑茶製造工場です


さて今回は、いよいよ待ちに待った静岡相良工場です!日本各地の荒茶工場で製造された荒茶(あらちゃ)が、ここ静岡相良工場に続々と運び込まれてきています。


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次々と運び込まれてくる荒茶


この荒茶はどんな行程を経て、お~いお茶」に生まれ変わるのでしょうか?

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野球グラウンド3面分の広大な敷地面積を持つここ伊藤園静岡相良工場には、「お~いお茶」の原料茶や緑茶リーフ商品はもちろん、その他にもウーロン茶、麦茶、コーヒーなどの加工施設があり、敷地内には研究開発部署などがある研究棟も擁しています。


さて、荒茶工場から運ばれてきた荒茶(あらちゃ)は形が不ぞろいで、また水分を多く含んでいるため変質しやすいという特徴があります。そのため静岡相良工場での“仕上げ加工”を経て貯蔵に耐えられる状態にして、また味や香りを高品質にする必要があるのです。今回私は、その現場を見てきました。厳しい品質検査を通過した荒茶が、仕上げ加工の工程に回されていきました。


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品質を確かめる様子

伊藤園の厳しい品質管理を実感しましたよー


さて、ここで登場した“仕上げ加工”とは、どんなことを行うのでしょうか?仕上げ加工にはいくつかの段階がありますが、大きく分けて下のような工程があります。見学では、伊藤園生産本部の丹所さんに、親切でとっても分かりやすい説明をいただきました。そこで、その説明内容を元に、みなさんにも分かりやすいように書き出してみました。



整形・分別行程

まず最初に、茎や粉状の葉などが混ざっている荒茶を様々な方法でふるい分けたり、切断して形を整えたりする行程です。


廻しふるいという機械でお茶の粉を抜きます。その後、その中でも小さい葉は平行ふるいで太い葉と細い葉に分け、大きな葉の方は風力選別で軽い葉と重い葉に分けられます。


火入れ行程


火で熱して乾燥させ、お茶の香りを引き出したり、お茶の水色を良くしたりする行程です。


そしてここに注目!みなさん、“後火方式”って知ってますか?これこそ「お~いお茶」の美味しさを語る上で欠かせない、伊藤園のこだわりの火入れの方法なんです!どの辺が特別なの?と思った方のために説明しますね。


火入れ行程には主に、荒茶をまとめて先に火入れをしてから茶葉を大きさや重さごとに選別を行う“先火方式”と、茶葉を選別した後に火入れを行う“後火方式”の2つの方式があります。つまり伊藤園採用の“後火方式”は、「茶葉の選別を行った後に、茶葉の部分の特性にそれぞれ合わせた温度やタイミングで火入れを行う」というものです。


こうすることにより、例えばお茶の緑色を活かしたい部分には弱めの火入れ、香ばしい香りが特徴の部分には強めの火入れを行うことが出来ます。つまりそれぞれの茶葉に最適な火入れを行うことで、水色や味わいを活かしながら、お茶の香りを最大限に引き出すことが出来るのです。

この後火方式は手間がかかりますが、「お客様に美味しいお茶お届けしたい」という強い思いを持つ伊藤園では、この方式を採用しています。


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後火方式に関しては、「茶畑日記 新茶編」「4/16日 伊藤園静岡相良工場での仕上げ加工工程レポート」でも紹介しています。よろしければ参考にしてみてくださいね。


合組(ごうぐみ)


火入れが終わって冷却した茶葉を、品質が均一になるよう、また消費者のみなさんの好みに合うように、様々な産地、品質、摘採時期のものを混合します。いわゆるブレンドですね。



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生産工場へ送られる仕上げ茶


いかがでしたでしょうか?こうした工程を経て荒茶は仕上げ茶に生まれ変わり、日本各地の飲料生産工場へ送られ、おなじみのお~いお茶」としてみなさんのお手元に届くのです。


私がこれから「お~いお茶」を飲む時には、茶農家の方だけでなく、伊藤園の静岡相良工場で働く人の姿も思い出しながら飲むことになりそうです。

2006年7月14日 | 伊藤園情報 |
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2006年7月13日 (木)

第十七回 伊藤園お~いお茶新俳句大賞 受賞作品決定! [伊藤園情報]

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みなさん、お~いお茶のパッケージの横に、俳句が載っているのをご存知ですか?これは、伊藤園が毎年一般向けに公募している、“伊藤園お~いお茶 新俳句大賞”の受賞作品です。この私も「お~いお茶」を飲みながらいつも読んでしまうんですよね。


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そもそも「新俳句」って、どんなものなのでしょう。

それは、季語などの細かな決まりにとらわれずに、「みなさんの発想をお~いお茶のパッケージ上で自由に表現していただきたい」という思いから生まれた、新しい俳句のカタチです。平成元年に開始して以来、“伊藤園お~いお茶 新俳句大賞”の応募者数は年々増え、みなさんに愛され続けて来ました。

そして、先ごろ「第十七回 伊藤園お~いお茶新俳句大賞」昨年11月~本年2月末日まで募集)の受賞作品が発表されました。過去最多となる166万7,903句というすごい数の応募作品の最高位“文部科学大臣奨励賞”を、各界の著名人による厳正な審査を経て、次の作品が受賞されました!


祖父の家潮の香りの人ばかり


鳥山愛恵(とりやまのりえ)さん 16歳 青森県むつ市在住


青森県の女子高生の鳥山さん、本当におめでとうございます!潮の香り漂う海岸や港が目にうかんできそうな、情感溢れるとってもよい句ですね!


「お~いお茶」のパッケージに掲載される3,000作品を、伊藤園ホームページでも発表しています。

日常の何気ない風景を上手に切り取ってあったりして。

はっとさせられたり、じーんと感動したり・・・「新俳句っていいもんだなあ」って素直に感じました!

ぜひ、ご覧ください!

2006年7月13日 | 伊藤園情報 |
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2006年7月11日 (火)

伊藤園の工場に行ってきました~荒茶工場編 [伊藤園情報]

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6月23日撮影

静岡県 牧之原台地に広がるお茶畑


今回私は、「お~いお茶」の原料が作られている工場を実際にこの目でみるために、静岡にやってきました。


静岡県と言えば国内第一位を誇る、お茶の生産地として有名ですよね。広大な丘陵地に、お茶畑が地平線に向かってどこまでも広がっていました。

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静岡県の西部に広がる台地「牧之原台地」みなさんも、その名前を社会科の教科書などで一度は目にしたことがあるかと思います。温暖で長い日照時間に恵まれた牧之原台地は、茶処・静岡の中でもたくさん茶葉が採れる名産地です。


「お~いお茶 新茶編(伊藤園静岡相良工場での仕上げ加工工程レポート)」で出てきた静岡相良工場は、その牧之原台地の中にあります。


この静岡相良工場には、各茶産地からお茶を“荒茶(あらちゃ)”という状態まで加工したものが集められます。お茶の生葉は、摘採されると酸化酵素の働きによって発酵が始まってしまいます。そこで、荒茶工場で出来る限り早めに蒸しや乾燥などの様々な工程を経て、保存に耐えられる状態にするのです。その工程を“荒茶工程”と呼び、その工程を経て出来たお茶を“荒茶(あらちゃ)”と呼びます。


ここ静岡にも、荒茶を製造する伊藤園の工場があると聞いた私は、静岡相良工場を見る前に、その荒茶工場“伊藤園浜岡工場に行ってみる事にしました”。


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同日撮影 浜岡工場


ちょうど袋に詰められた、摘採されたばかりの二番茶葉が、茶畑から搬入されていました


浜岡工場に入ると、お茶が蒸される、何ともいえないいい香りが漂ってきました。実は、私はこの香りが大好きなんです!

荒茶工程はいくつもの段階に分かれています。この日、私はこの工程を浜岡工場の工場長である増田さんに、工場を見学しながら説明して頂きました。

今回はその内容を、みなさんにも分かりやすいよう、下に順を追って書き出してみました。


荒茶工程

 「茶葉の摘み採り」

  まず茶葉を摘み採り、荒茶工場に運び込みます。


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2 「送風・加湿」 

  水分の保持と、茶葉から出る呼吸熱といわれる熱の低下をはかり、鮮度を保ちます。


 「蒸熱(じょうねつ)」(重要!) 

  茶葉をむらなく蒸気で蒸して酸化酵素の働きを止め、茶葉の緑色を残し青臭みを取り除きます。蒸し時間の長さが味や香りを決めるキーポイントになります。


4 「冷却」 

  一気に冷却して色と香りの良さを保ちます。

 「揉み」

  茶葉を揉む工程は、茶葉に含まれている水分などの状態にあわせて、段階を経て方法を変えていきます。        


葉打ち・・・乾燥した熱風を送り込みながら揉んで、葉についた蒸し露を取り除き、色や香り、味わいを向上させます

                 ↓

粗揉(そじゅう)・・・乾燥した熱風を送り込みながら、適度な摩擦・圧迫で揉み、水分を低下させます

                 ↓

揉捻(じゅうねん)・・・茶葉をひとかたまりにし、加熱せずに強く揉みます。茶葉の組織を壊してお茶の成分を出やすくし、水分の均一化を図ります

                 ↓

中揉(ちゅうじゅう)・・・かたまりになった茶葉を解きほぐし、整形しやすいように乾燥させます

                 ↓

精揉(せいじゅう)・・・人間が手で揉むように一方向にだけ揉み、日本茶独特の細く伸びた形に整えます


6 「乾燥」

最後に、まだ10~13%くらい含まれている水分を、熱風式乾燥で水分量5%くらいまでに乾燥させて、荒茶工程は完了!


いかがでしたか?これが荒茶加工の一連の流れです。更に詳しく知りたい方は、伊藤園のホームページ(お茶はどうやって作るの?)をご覧ください。


中でも蒸熱、すなわち蒸しの工程が重要であることに関しては、「茶畑日記 新茶編 荒茶工場レポート」で、以前お話しました。



さて、こうして出来た荒茶は、この後伊藤園静岡相良工場に送られ、更に香りや品質を高めるための“仕上げ加工”が行われるのです。

茶畑日記 新茶編”では「伊藤園静岡相良工場での仕上げ加工行程レポート」での紹介のみにとどめましたが、今回は直接工場を見ることが出来ます!何だか興奮してきちゃいました!


それではみなさん、次回の静岡相良工場レポートをお楽しみに!

2006年7月11日 | 伊藤園情報 |
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2006年7月 7日 (金)

“お~いお茶”の歴史を紐解く [伊藤園情報]

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みなさんおなじみ 伊藤園のお~いお茶”

どのようにして生まれたのでしょうか?


今回は、みなさんおなじみ、伊藤園のお~いお茶”誕生の経緯を、お茶という飲み物自体の歴史もさかのぼって、どーんと紹介しちゃいます!


私も知らなかった“お~いお茶の歴史”これを読んで、みなさんもお茶博士気分を味わってくださいね!

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みなさん、そもそもお茶の樹の発祥の地はどこなのか知っていますか?答えは、お隣りの国、中国でした。中国の雲南省が、お茶の樹の発祥地であるという説が一般的なのです。またお茶の歴史はとっても古く、漢の時代(紀元前1世紀)の医学書「神農本草経(しんのうほんぞうきょう)」には、すでにお茶の効能が紹介されているんですよ。


それでは、中国から日本にお茶が伝来したのはいつなんでしょう?それは遣唐使が日本と中国の間を行き来していた奈良・平安時代。800年代前半、最澄や空海といった留学僧たちが日本にお茶を持ち帰り、貴族の間に喫茶の習慣を広めたのだと言われています。さらに400年後の鎌倉時代、栄西禅師というお坊さんが、宋の時代の中国からお茶を持ち帰りました。彼は、お茶の製造技術や効能を記した、日本最古の茶の専門書「喫茶養生記」を著した事でも有名です。この本は、深酒癖のあった当時の将軍、源実朝に献上されて日本の喫茶文化普及に大きな影響を与えることになりました。


さて、そのようにして日本にわたってきたお茶は、鎌倉時代の末期に武士の間に急速に広まりました。そして栄西の時代から約400年後の安土桃山時代(16世紀頃)には、有名な千利休らの手によって茶道として完成されていきました。そして江戸時代の中頃からお茶は庶民の間にも嗜好品として広まっていき、現在のお茶はみなさんもご存知の通り、お仕事の休憩時間のお供に、食事の口直しに、スポーツの合間に喉を潤したりと、様々な場面で飲まれ、愛され続けています。


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伊藤園が開発した、世界初の缶入り緑茶飲料「缶煎茶」


ではいよいよここから、伊藤園が日本のお茶の歴史にどのように関わり
お~いお茶”が誕生することになったのかをお話します。実は1970年代から、急須で淹れて飲む緑茶の人気が低下してしまったそうなんです。主な理由は、炭酸飲料を始めとする飲料の登場や、食事の洋風化などによる飲料の多様化でした。急須で淹れる手間のかかる緑茶は、若者世代を中心に日本人の心から遠ざかろうとしていたのです。


伊藤園は考えました。「このままではいけない!」そして「緑茶をいつでも、どこでも、自然のままのおいしさで多くの人たちに味わっていただきたい」という思いのもと、約10年の開発・研究期間を経て、1985年世界初の缶入り緑茶飲料”を生み出したのです!もちろん製造・発売に至るまでは、数々の苦労がありました。


まず、緑茶は「宵越しの茶は飲むな」という言い伝えがあるほど、酸化による味わいなどの品質の劣化が激しいため、缶内部の酸素を取り除く技術が必要でした。そこで伊藤園開発チームは長い試行錯誤の末、T-N(ティー&ナチュラル) ブロー製法”を開発、酸化による品質の劣化の問題を解決しました。次いで難問であった製品化するときに発生する香りの変質の問題も、茶葉の品種や産地、原料茶葉のブレンドの割合、秒単位の抽出時間や1℃単位の抽出温度などの約1,000通りの組み合わせを約10年間研究しつくした結果、ついに最適な方法を発見!


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こうして伊藤園はさまざまな問題をクリアするなど気の遠くなるような努力の末、ついに1985年世界初の缶入り緑茶飲料”である「缶煎茶」発売する事が出来たのでした。

千利休が茶道を完成させた時から約400年後のことでした。

まさにお茶の歴史は、約400年ごとに大きな出来事が起きているのですね。


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お~いお茶の兄弟たち

左から、“お~いお茶 緑茶”、“お~いお茶 濃い味”、“お~いお茶 新茶”。

それぞれの個性が光る、美味しいお茶を召し上がれ


そして、1989年に「缶煎茶」はおなじみの「お~いお茶」にネーミング変更されます。その後も伊藤園は、1990年に業界初のペットボトル入り緑茶飲料”を開発、また、2000年には今では冬場には欠かせないホット専用ペットボトル入り緑茶飲料”も研究・開発の末、業界に先駆けて発売しました。そして私が「茶畑日記 新茶編」で紹介した、国産の当年産新茶のみを使ったペットボトル緑茶飲料お~いお茶 新茶(数量限定品)”を発売。4月に摘み採った新茶を4月中にペットボトル飲料でいち早く発売する、それはまさに、お茶農家の方々との直接仕入れ”によって築かれた強い信頼関係をもとに、原料茶葉調達に優れたお茶の伊藤園だからこそ実現出来た画期的な緑茶飲料でした。


その他にも、自然抽出された天然カテキンを豊富に含む、濃くておいしいお~いお茶 濃い味”など伊藤園ならではの様々な商品を開発しています。


伊藤園が緑茶飲料を発明してから20年以上。たゆまないチャレンジ精神のもと、いつでもどこでも飲める美味しい緑茶飲料“お~いお茶”は、今後も更なる進化を続けていくことでしょう。


さて今度はどんな“お~いお茶”で、私たちを楽しませてくれるのかな?

なお、近日中に「お~いお茶」というネーミングの由来についてもお伝えします。

お楽しみに!

2006年7月 7日 | 伊藤園情報 |
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2006年6月27日 (火)

フォトコンテストに応募してみませんか? [伊藤園情報]

Park_2

初夏の公園のベンチ

お~いお茶でほっと一息


「お~いお茶フォトコンテスト」開催中!

撮影にチャレンジ!

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「もっとお茶を楽しみましょう」のコーナーでは、前回から引き続き「お茶の楽しみ方」を募集中です。テーマは


「オススメ茶菓子」

「我が家のお茶レシピ」

「お役立ちお茶活用法」


についてです。みなさんもトラックバックしてみてはいかがですか?

また、今回はそれに加え、「日本の四季とお~いお茶」と題しまして、みなさんから思わず“お~いお茶”を飲みたくなってしまうような、“お~いお茶”によく合う初夏・梅雨時の風景写真を募集中。入賞者の方には、音楽ギフト券がプレゼントされます。

応募方法はこちら


そこで、実は大の写真好きの私もチャレンジしてみました。

さてさて、上手に撮れるでしょうか?


これはある公園のベンチです。時々、ここでほっと一息ついています。


みなさんもぜひ、思わず“お~いお茶”が飲みたくなる日本の風景を写真に撮って送ってくださいね!

2006年6月27日 | 伊藤園情報 |
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2006年6月16日 (金)

伊藤園の茶畑づくりについて また聞いてきました [伊藤園情報]

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伊藤園は、いつでもおいしい「お~いお茶」をつくるため、品質の確かな国内産茶葉の安定確保を目的に茶畑をつくる取り組みをしています。今回は、この“茶産地育成事業”のお話を聞くために、宮崎県都城市にやってきました。

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平成14年に植えられたお茶畑。5月中旬に撮影。


実は、「お~いお茶 茶畑日記 新茶編」の4月20日(木)記事「茶産地育成事業」の取材で、一度来ている場所なんですよ。この取り組みに非常に興味を持った私なのですが、やや忘れてしまったこともあるかと思い、伊藤園の農業技術部の伊藤さんが都城に来ていると聞いて、再度訪問してみました。


まず、伊藤さんとお話しする前に、なぜ伊藤園がこの取り組みをするようになったのかを、簡単に説明します。


普段の生活の中で、緑茶飲料を飲む機会が多くなってきていますよね。実際に、私たちの周りには、ペットボトル入り緑茶などの飲料製品が増え、緑茶の飲用シーンが多様化した結果、国内の緑茶飲料の消費量は増加傾向だそうです。

私もそうですが、健康志向が高まっていることも増加の要因かもしれませんね。


それなのに国内では茶農家の高齢化と後継者不足のため、茶農家の数が減少傾向にあり、緑茶の生産量はここ10年間、ほとんど増えていません。すなわち国内産の、安心・安全で美味しいお茶を求めるみなさんにとっても、また「お~いお茶の原料茶葉は国産100%」を掲げる伊藤園にとっても、「お茶が足りなくなるかも!という心配な状況になっているわけです。さあどうしましょう!


そこで伊藤園は考えたそうです。「国産茶葉の安定確保と、茶農家育成のために、自分たちで茶畑をつくってしまおう。」そしてその結果生まれたのが、お茶の樹を植えて茶畑をつくるこの“茶産地育成事業”というわけです。



では、都城市での茶産地育成事業について伊藤園農業技術部の伊藤さんに聞いてみました。

~伊藤さん、よろしくお願いします。


「はい、よろしくお願いします。」


~まず、前回はあまり深くお聞きできなかった都城での茶産地育成事業の現況について教えてください。


「わかりました。

都城ではお茶の樹の植え付けを平成14年からはじめて、今年で目標の100ヘクタールの面積が完了しています。茶畑では約200万本ものお茶の樹が育っていて、去年から一部の茶畑で摘採も始まり、茶葉の品質とともに今後の収穫量にも期待が持てますよ。


~すごい!事業は順調なんですね。しかし、これだけの大きな事業を行うからには、それなりの困難がつきものだと思います。事業を行ううえでの苦労とは何ですか?


「そうですね。まず、お茶の栽培には広大な農地が必要になります。そのため、お茶を栽培できる土地が十分にあるか、土地がお茶の栽培に適しているかなど、事前の綿密な調査が幾度となく行われました。

また、農作業の方法や考え方について、都城の農家のみなさんとの話し合いが必要でした。これは土地に合った栽培方法を実践するために重要な事です。


~なるほど。そんな苦労の積み重ねの中で生まれた茶産地育成事業。そのメリットは?


「まず、第一に確かな品質の国産茶葉の安定確保が図れることです。また、様々な品種の茶葉を多く確保することで、製造できるお茶の香りやバリエーションも広がり、お客様の多様なニーズにも素早く柔軟に対応することが出来ます。

それに、茶園造成の段階から現地のみなさんと話し合っていくことで、栽培から緑茶飲料製品になるまで一貫した考えの元でお茶作りが出来ます。つまり私たち伊藤園の理想とするお茶のイメージを農家のみなさんに伝えやすく、より高品質な茶葉を作る事が出来るのです。


~そうでした!苦労の分だけ、とても多くのメリットがあったんですよね。まだまだいろんな苦労があると思いますが、頑張ってください。


伊藤さん、ありがとうございました。


この事業の発端になったのは、「お客様に安心・安全でしかも美味しい、国内産の原料でつくった“お~いお茶”をお届けしたい」という伊藤園の強い願いから。

また、これで日本のお茶の将来も安心ですね。


私も、いつか都城が有名なお茶の産地として、全国に知られるようになるのを心待ちにしています。


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都城での茶産地育成事業に深く関わっている、伊藤園農業技術部の伊藤さん

毎日の茶畑の生育のチェックに余念がありません

2006年6月16日 | 伊藤園情報 |
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