2006年11月29日 (水)
ホット用ペットボトル お~いお茶が出来るまで [伊藤園情報]
ホット用ペットボトル「お~いお茶」は、どのようにして製造されているのでしょうか?今回は11月7日の「お~いお茶 誕生秘話」で紹介した、ホット用ペットボトル「お~いお茶」発売の経緯に引き続き、茶葉の仕上げ・抽出まで追いかけてみたいと思います!
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今回の主役、ホット用ペットボトル「お~いお茶」には、コールド用とは異なる原料茶葉の使用、製法などの面で、あたたかい状態でおいしく飲んでいただくための数々の工夫がなされています。
それを紹介させていただく前に、まずは私と一緒に「お~いお茶」の“仕上げ工程”を復習しましょう。“仕上げ工程”とは、各茶産地から運ばれてきた“荒茶(あらちゃ)※”の見た目や味や香りなどの品質を、更に高めるための工程です。
※荒茶:お茶の一次加工品のこと。摘採された茶葉を、茶産地近くの工場で時間をおかずに蒸気で蒸らし発酵を止め、さらに揉んだりして半製品にしたもの。
(荒茶や荒茶の製造工程に関しては、新茶編や夏編をご覧ください)
緑茶の“仕上げ工程”は、以下の3つのポイントに大きく分けられます
①『整形・分別』
荒茶に含まれる茎や様々な大きさ、重さ、形状の葉などをふるい分けたり、切断して形を整えたりする工程
②『火入れ・乾燥』
火で熱して乾燥させ、お茶の香りや水色を向上させる工程
③『合組(ブレンド)』
①、②を経てできた仕上げ茶の品質を均一化し、原料茶として使用する商品に求められる味・香りに合わせ、様々な産地、品質、摘採時期のお茶を混合する工程
ここで重要なのが“後火方式”という伊藤園のこだわりの火入れ方法を採用しているということです。“新茶編”や“夏編”から読んで頂いているみなさんには、もうおなじみのキーワードかもしれませんね。
“後火方式”とは、荒茶をまとめて火入れをしてから整形・分別を行う先火方式と違い、茶葉を整形・分別した後に火入れを行う方法です。この場合、整形・分別した茶葉のそれぞれの部分の特性に合わせた温度やタイミングで火入れを行うことができますので、緑茶の水色(すいしょく)※を保ちながら、味、香りといった持ち味を最大限に引き出すことができるのです。
※お茶を抽出した時の液色のこと
この“後火方式”はその分相当の手間がかかるようですが、「お~いお茶」の高品質を保つためには無くてはならない製法なんです。ちなみにホット用の場合では、コールド用とは別の原料茶葉を使用していて、火入れ方法も違うんです。
それは、私たちの味の感じ方に関係しています。同じ原料茶葉を使用した飲み物でも、あたたかくしたものを飲むと、冷たくして飲んだときよりも味を薄く感じてしまうんですって。知らなかった!だから、あたたかい「お~いお茶」のための専用茶葉が使われているのですね。
さて今回は、これまでの「茶畑日記」よりも一歩先へ進んで、製造した茶葉からの“抽出(ちゅうしゅつ)”の方法も見てみましょう。
「お~いお茶」の抽出には、緑茶の香りや鮮度を保持するための、「自然抽出・フレッシュ製法」という独自製法が用いられています。「自然抽出」とは、不純物を取り除いた純水を用い、無香料・無調味で、茶葉の美味しさを自然のまま引き出す抽出方法です。
そしてもうひとつの「フレッシュ製法」の工程の中に、伊藤園ならではの技術“ナチュラル・クリアー製法”(方法特許)が使用されています。仕上げ工程の済んだ茶葉から抽出された抽出液は、急須の茶こしのように“天然素材でできたマイクロフィルター”でろ過することによって、オリ(沈殿物)の原因になる茶粒子を取り除くことができる、まさに優れものの技術です。
こうすることで緑茶の澄んだ色を保つことができ、ホット用のように加温販売するときは特に、オリによる品質の劣化を防ぐことにもなるんです。
いかがでしたか?
ホット用ペットボトル「お~いお茶」は、直接仕入れによって実現できる高品質な国産茶葉100%使用はもちろん、あたたかくおいしく飲むための多くのこだわりの製法を経て、私たちの元へ届けられているのですね。
2006年11月29日 | 伊藤園情報 |
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