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2007年1月15日 (月)

「お~いお茶 茶畑日記 冬編」ご愛読ありがとうございました! [伊藤園情報]

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3月下旬 鹿児島県志布志市 有明町で撮影

茶畑日記 新茶編 スタート当時に撮影したお茶畑


2006年の3月下旬から「お~いお茶 茶畑日記 新茶編」をスタートし、皆様に伊藤園のお茶づくりをお伝えしてきました。そして2006年11月よりスタートしました「お~いお茶 茶畑日記 冬編」も、今回を持ちまして一旦ひと区切りさせていただきます。


これまでご長い間ご愛読いただいた読者の皆様、そして茶農家の皆様、本当にありがとうございました!

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鹿児島県志布志市 有明町のお茶農家 堀口家のご兄弟


「茶畑日記」を振り返る上で思い浮かぶのが、茶農家の皆様の優しい笑顔です。どんなときも私の拙い質問に優しく答えてくれ、また家族の一員のように接してくれました。いつしか私にとって、大事な心の支えになっていました。


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これまで何度も協力していただいた、全国各地のお茶農家の皆様


本当にありがとうございました!


そして忘れてはならないのが、あたたかい励ましのコメントや質問を寄せていただいた読者の方々の存在です。「茶畑日記」を書く上で、皆様からの声は私にとって大きな原動力になりました。心から感謝しています!


今回をもちまして「お~いお茶 茶畑日記 冬編」は一旦休憩させていただきますが、また春の新茶のシーズンに、2007年度版の「茶畑日記」を、より充実した内容でお送りする予定です!


それでは、新茶香る春、「茶畑日記 2007年新茶編」でお会いしましょう。

お元気で~!


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11月上旬 鹿児島県志布志市 有明町で撮影

2007年1月15日 | 伊藤園情報 |
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2007年1月11日 (木)

みなさんからのコメント・質問にお返事書きます! [伊藤園情報]

      Thank_you_r


こんにちは!


この「茶畑日記」も、2006年の3月の終わりに「茶畑日記 新茶編」がスタートしてから、季節がほぼ一巡して、お茶畑では来春の新茶の芽が静かに息づいています。本当に、月日の経つのは早いものですね。


お茶畑からみなさんにしばしのお別れを言う前に、これまでこの日記にいただいたみなさんからのコメントに、私から感謝の気持ちを込めてお返事をしようと思います。

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yuudukiさんからのコメント

2006/11/1

「お~いお茶 茶畑日記」第3弾“冬編”スタートします!


私が、ペットボトルの『お茶』を初めて飲用したのが・・・なんと(*^-^*)なんと・・・それは『お~い!お茶』なのでした\( ^o^)/ それまではお茶なんて買う事も無かったのにですよ!。 商品のネーミングに・・・釣られたのです! 流石の『伊藤園』さんですね。今でもはまっています。 お茶がほしい時は・・・『お~い!お茶』と呼びながら飲んでいるのは(p^-^)p ~♪・・・私だけでしょうか・・・? 『お~い お茶』が歩いてくる訳では無いけれど・・・『お~いお茶』と呼んで・・・ホントに歩いて来たら驚いちゃいますよね(笑)。


~ふふふ!実は私も、「お~いお茶」のおいしさにはもちろん、そのネーミングにも惹かれて飲み続けている一人です。本当に、絶妙なネーミングなんですよね~。


「お~いお茶」という名前の由来に関しては、「茶畑日記 夏編「“お~いお茶”ネーミングの由来って?」をぜひともご覧ください。読めば今までにもまして、「お~いお茶」と呼びながら飲んでしまうかも・・??


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mocoさんからのコメント

2006/11/11

お茶畑のその後~鹿児島県志布志市 有明町より


伊藤園さんは、国産茶葉にこだわりがあるのですね。お茶といえば静岡ぐらいのイメージしか無かったので、今年は色々驚きました。
全国、あちこちで生産されているんですね。



~私も「茶畑日記 新茶」がスタートした当時は、お茶といえば静岡という強いイメージがありました。しかしブログを書くにつれ、鹿児島県の志布志市 有明町はもちろん、島根県浜田市の美川地区奈良県奈良市 月ヶ瀬などの多くの茶産地で「お~いお茶」に使用される茶葉が育っていることを知りました。


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島根県浜田市のお茶畑 

島根県にこんな大きなお茶畑が広がっていること、私も初めて知りました

また、私が最も感心した事のひとつに、伊藤園が行っている茶畑づくり「茶産地育成事業」があります。これは、高品質な国産茶葉の安定確保のために、伊藤園が率先して、各地にお茶畑を広げている事業です。すべては、私たち消費者に美味しく安全な「お~いお茶」を届けるためだそうです。みんなで応援しましょう!


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茶の子さんからのコメント

2006/11/24
日本茶のルーツを探る旅~その1

緑茶の日本におけるルーツ。私もじつは気になっていたので楽しく読ませてもらいました~! 永忠の煎じたお茶って、どんな茶葉でどんな味だったのかしら(遠い目…)。
「日本茶のルーツを探る旅1」ということは、続編も期待していいのでしょうか? 別の角度から日本茶のルーツを辿ると、また思いがけない情報に出会えるかもしれませんよね! 楽しみにしています☆




~私は元来、旅が趣味なのですが、今回は大好きな緑茶の歴史を追う旅ということで、まさに二重の喜びでした。本当に緑茶というのは奥深く、面白い世界だと感じています。


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日本茶のルーツを探る旅~その2にて撮影した、日本で最初に植えられたお茶の樹とホット用ペットボトル「お~いお茶」の歴史的ツーショット?


これからも、みなさんにとっておきの“緑茶のまめ知識”をお伝えしていきますので、楽しみにしていてくださいね!


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GNBTNさんからのコメント

2006/12/7
奈良県月ヶ瀬のお茶づくり


奈良県でお茶を栽培していることを今回初めて知りました。大和茶かぁ♪お茶農家の方々や緑色の茶畑の写真を見ていると和みました。普段何気なく買って飲んでいるペットボトルのお茶は、たくさんの想いが込められたものなんだなって分かってとても嬉しいです☆★☆
       

~緑茶って、毎日の生活の中で自然に飲むものですから、安心安全には特に気を遣いますよね。

「お~いお茶」は、茶畑までさかのぼって、栽培履歴や製造方法までを確認できる体制のもと作られています。実際に「お~いお茶」の茶葉を作っている西中健さんリンダさんたちのお顔を見られると、何だかそれだけで安心しませんか?

消費者を第一に考える、お茶農家と伊藤園のお茶づくり。みなさんの想いの大きさが、そのまま「お~いお茶」のおいしさにつながっていると感じています


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K・Y さんからのコメント

2006/12/11

ホット用ペットボトル お~いお茶 酸素との戦い


何気なくのんでいるお茶ですが、こんな工夫があったのですね。驚きです!お~いお茶のペットボトルは角ばってて握っても熱くないし、握りやすいし、きっとそれも皆さんの努力の賜物なのですね。



~いつも飲んでいるホット用ペットボトル「お~いお茶」なのに、私もまだまだ知らないことばかり。特にこの“酸素との戦い”に関しては、なるほど!と納得したり驚いたことが多くて、自分で書いていてとっても勉強になりました。


特に、目に見えないほど細かい、ミクロの5層構造で酸素の侵入をブロックすることにびっくり!


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5層構造で酸素をブロック!酸素の影響は通常ペットボトルの1/8程度です


現在も伊藤園は、現状に甘んじることなく美味しい緑茶飲料をつくるため、日々研究を重ねているそうです。見た目は小さいペットボトルですが、込められた多くの人々の想いを知ると飲んだときの感動もひとしおですよね。


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LINDAのDANNAさんからのコメント

2006/12/16
お茶農家の秋から冬の農作業~その1

色々なコメント寄せてもらいおおきにです。
ところで、リンダの得意料理は野菜スープとかキッシュとかありますけど、1番は、椎茸の入ったかやくご飯です。本当においしです。
また、色々コメント寄せて下さい。



~奈良県奈良市 月ヶ瀬のお茶農家、西中健さんご本人からコメントをいただけるとは、驚いちゃいました!こういった、お茶農家の方と読者のみなさんのやりとりは、この「茶畑日記」ならではのものですね。


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仲睦まじく秋整枝の作業をする健さんと、

ベルギーから嫁いで来られた奥さんのリンダさん


実は私、月ヶ瀬を訪れたときにリンダさんのかやくご飯をごちそうしていただいたんですよね。ホント、日本の主婦も真っ青の見事な味でした!また食べたいなあ・・。健さん、これからも2人仲良くおいしいお茶づくり、頑張ってくださいね!

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KHODKKさんからのコメント

2006/12/19

お茶農家の秋から冬の農作業~その1


一見簡単そうに見える作業でも息が合ってないとできず、一つ一つの作業にちゃんと意味があり、手間を惜しまないことが大事なんだなと感じました。
これからも頑張ってください!



「茶畑日記」を書いていく上で、お茶農家のみなさんのお仕事を実際に体験する機会に恵まれたことは、緑茶好きな自分にとって本当に幸せな事でした。


これまでに体験レポートでお話してきたとおり、お茶農家のみなさんが様々な手間と労力をかけて育てたお茶の葉たち。そして、そんな茶葉を原料に、伊藤園スタッフと茶農家が畑づくりの段階から協力し合って生まれた、「お~いお茶」。こんなに香り高く美味しいのにもうなずけます。

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mocoさんからのコメント

2006/12/19
お茶農家の秋から冬の農作業~その2


秋から冬の仕事、実に色々あるんですね。
勉強になります。お茶の葉を、あえて凍らせ続ける??水をかけ続ける??
本当のところ、まだ理解出来ません・・。
最初に考えた人は素晴らしいですね!


                         
~そうですよね!お茶農家のみなさんのアイデアや工夫には、本当に驚かされることばかりです。幼木を強風から守るために、幼木の脇にわざと雑草を育てていたり(こちらを参照)、茶葉の味わいをアップさせる“寒冷紗(かんれいしゃ)”と呼ばれる幕を被せたり(こちらを参照)、挙げればキリがありません。


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霜対策のひとつ、防霜扇(扇風機)の役割にもなるほど納得!



「お~いお茶」
のおいしさには、そうしたお茶農家のみなさんの知恵の結晶が活きています。今度また飲むときには、お茶農家のみなさんのお顔も思い浮かべてあげてくださいね。


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まりんさんからのコメント

2006/12/21
全国お茶まつりレポート

有名な川根茶!すっかり忘れていました。
鹿児島からも皆さんが来たんですね。
全国のお茶農家の方たちの貴重な交流ですね。
大井川鉄道が懐かしく、早速ネットで調べたら、「武士の一分」のクライマックス決闘ロケ地が大井川の河川敷と書かれていました!子供が小さい頃、D51に乗った記憶があります。


~私も、小さい頃に大井川鉄道に乗ったことがあるんですよ。だから、川根に行ったときはとても懐かしい感じがして幸せでした。


全国には川根茶の他にも、まだこの日記で紹介していないお茶のブランドがたくさんあるんですよ。


例えば、関東にお住まいの方には馴染みの深い埼玉県の“狭山(さやま)茶”や、全国第3位の緑茶生産量を誇る三重県の“伊勢茶”、これも全国的に有名な京都の宇治市を中心に産出される“宇治茶”、玉露の生産高が日本一で知られる福岡県の“八女(やめ)茶”などなど。


こういった全国の有名なお茶を一堂に集めて飲み比べ出来たら、とっても楽しいでしょうね!


みなさん、たくさんのコメントをよせていただき、本当にありがとうございました。残念ながら返事を書ききれなかったみなさんにも、心から感謝の気持ちを述べたいと思います!


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2007年1月11日 | 伊藤園情報 |
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2007年1月 5日 (金)

お茶農家のお正月 [茶畑生活]

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このお正月、私はこの1年間「お~いお茶 茶畑日記」でとてもお世話になった、伊藤園商品の原料茶を栽培している鹿児島県志布志市 有明町の契約農家、堀口さん一家を訪ねてきました。


堀口家のみなさんは、毎年恒例の新年会の真っ最中!私もその中に飛び込んで、この1年間のお礼と新年のあいさつをさせていただきました。

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堀口家親族のみなさんが集まった会場には、そこかしこから明るい笑い声が響いていました。みんな揃って、「お~いお茶」で乾杯!楽しい新年会の始まりです。


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堀口家、新年会のひと幕 

新年の抱負を語る、堀口家四男 千郎(ちろう)さん一家


堀口一家の新年会では恒例行事として、一人一人全員が去年起こった出来事の報告と、新年の抱負を語ります。


堀口家長男の常弘さんによると、

「若いうちから大勢の前で抱負を語ることで、心が鍛えられてしっかりした人間になる」のだとか。


うーん確かに、常弘さんや次男の泰久さんをはじめ、堀口家のみなさんのお茶づくりに対する真剣な取り組み方を見ていると、その言葉にも十分うなずいてしまいます。


実は、私も新年の抱負をお披露目することになってしまったのです。みなさんの前ですっかりあがってしまってしどろもどろに・・。まだまだ、修業が足りませんね~。


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泰久さんを中心に、新年会の記念写真をパチリ!


8人兄弟の堀口家では、新年会をはじめとする行事に多くの兄弟や親戚が集まります。こういった家族同士の強いつながりは一見当たり前のことのように感じますが、私の住む都会ではなかなか見られない光景になってしまいました。


「お~いお茶」に使用されているお茶の葉は、こんな風にあたたかな土地の優しい人々の手で、愛情いっぱいに育てられているんですね。美味しいはずです!


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お~いお茶と泰久さん


~泰久さん、改めまして、この1年間お世話になりました!


「いやいや、こちらこそ1年間お疲れ様。私たち日本各地のお茶農家や伊藤園の、お茶づくりにかける情熱が伝わるとてもいい日記だったと思いますよ。」


~今年のお茶づくりはいかがでしたか?


「今年は特にお茶の樹が元気で、香り高くおいしいお茶が育ちました。お客様にもとても喜んでいただけたと思います。

今年も、伊藤園とともに高品質なお茶づくりのためにますます頑張っていきます。これからも、好きなときに遊びに来てくださいね。」


~そう言っていただけると、とっても嬉しいです!今年もよろしくお願いします!


楽しい新年会に参加して、とってもいいお正月を過ごすことができました。堀口家のみなさん、本当にありがとうございました!


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「茶畑日記 写真館」

~鹿児島県志布志市 有明町のお茶畑

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私の一番のお気に入りのお茶畑

何度も足を運びましたが、お茶の葉の緑色は、心の疲れを優しく癒してくれるような気がします

2007年1月 5日 | 茶畑生活 |
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2007年1月 5日 (金)

お茶農家の一年 [茶畑生活]

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新茶の摘採前、茶葉の生育状況をチェックする鹿児島県志布志市

有明町のお茶農家 堀口泰久さん (3月下旬)


みなさん、あけましておめでとうございます!

2007年のお正月をいかがお過ごしでしょうか??今年も盛りだくさんの内容をみなさんにお届けしていきますので、どうぞよろしくお願いします。


お茶の農作業の体験レポートは、この「茶畑日記」で特に好評をいただいている記事のひとつです。これまで知らなかったお茶の農作業の内容や、お茶農家のみなさんの苦労や喜びを間近に体験でき、緑茶ファンの自分にとって、とても良い経験になりました。


お茶農家の一年(※茶産地によって、各工程、日程が若干異なります)


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(クリックすると拡大します)


今回は、これまで私が実際に見たり体験した農作業を振り返りつつ、お茶農家のみなさんが一年を通じてどんな農作業をしているのか、簡単にまとめてみます!

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「お茶農家の一年」

(鹿児島県志布志市 有明町の場合)


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【2月】 


 春整枝

整枝・・・成長にばらつきのあるお茶の葉を一定の高さに揃えて摘採の作業をしやすくするとともに、お茶の葉の品質のばらつきを防ぎます

(整枝作業に関して、詳しくはこちらをどうぞ)


 茶畑の土づくり

肥料を施すなどして、お茶の樹の生育に最適な土づくりを行います。


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肥料ふりをしている鹿児島県志布志市 有明町のお茶農家

堀口まるみさん

まるみさん「土づくりも、お茶づくりにとって欠かせない大事な作業です。肉体労働ですので大変ですが、自然の中で農作業をするのはとっても気持ちいいですよ。」

(有明町での肥料ふりの模様についてはこちらをどうぞ)


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【3月】 


■ 春の新植(しんしょく)

新植・・・お茶の幼木の植え付け作業。春のこの時期に多く行われるそうです

(新植作業の模様についてはこちらをどうぞ)


 春の遅霜対策

お茶の新芽は寒さにとても弱く、この時期の思わぬ霜には特別な注意を払う必要があります。

せっかく一年をかけて育てた新芽が枯れてしまわないよう、お茶農家のみなさんは霜注意報の出た夜には寝ずの番を行い、もし強く冷え込んだ場合は、スプリンクラーや防霜(ぼうそう)ファン(※)が正しく作動しているかを夜を通してチェックに回ります。  


※ 防霜ファン・・・霜を防ぐための扇風機


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(お茶農家のみなさんの霜対策や防霜ファンの効果に関してはこちら、スプリンクラーの効果に関してはこちらをどうぞ)


 新茶の季節に向けて工場の掃除、機械の点検など 


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【4月】 

 新茶(一番茶)の摘採 (4月上旬~5月中旬)

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新茶を摘採するタイミングは収穫量に大きく影響するため、非常に重要です。そのため、生育状況や天気予報とにらめっこしながら綿密な摘採計画を立てます。

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畑ひとつひとつの摘採の最適なタイミングを決める“現地検討会”で、真剣な表情でお茶農家の若者に指導する、有明町のお茶農家 堀口泰久さん

泰久さん 「新茶摘採のシーズンに入ると、毎日毎日が緊張の連続です。休日もほとんど無く睡眠時間も短くなるので、肉体的にも精神的にも一年で最も辛い時期だと言えるでしょう。

しかし、そこが勝負どころです。新茶の摘採はお茶農家にとって一番の喜びでもありますから。」

“現地検討会”の模様に関してはこちらをどうぞ)  


 茶工場での荒茶(あらちゃ)加工


摘採した茶葉を、荒茶工場で荒茶という状態に加工します。


荒茶・・・お茶の一次加工品のこと。摘採された茶葉を、茶産地近くの工場で時間をおかずに蒸気で蒸らし発酵を止め、さらに揉んだりして半製品にしたものです。

(荒茶加工に関するレポートはこちらをどうぞ) 


 摘採10~15日後くらいに整枝を行います


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【5月】 


■ 八十八夜 (毎年5月2日頃) 

八十八夜・・・立春(2月4日)から数えて88日目のことで、毎年5月2日頃を指します。この日に摘まれた新茶は、縁起物として特に珍重されるそうです

(八十八夜に関して、詳しくはこちらをどうぞ)


 二番茶の摘採・荒茶加工

5月下旬~6月下旬に行います。タイミング的には、一番茶の摘採からだいたい45日後だそうです。


 二番茶の摘採後、10~15日くらいに整枝を行います


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【6月】 


 梅雨時期、雨の中での農作業


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雨の中、農作業をする有明町のお茶農家のみなさん


連日の雨の中での農作業は、肉体労働の上に雨による様々な苦労を伴い本当に大変です。

(梅雨時の農作業に関するレポートはこちらをどうぞ)


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【7月】 


 三番茶の摘採・荒茶加工

7月上旬~8月上旬に行います。地域によっては摘採しないところもあります。 


■ 草刈りなど、真夏の農作業


梅雨時期に降った豊富な雨と日照で、長く伸びてしまう雑草。おいしいお茶づくりにとっては、真夏の除草作業もとても重要です。

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熱気の立ち込める真夏の荒茶工場で作業する、

鹿児島県曽於市財部町(たからべちょう)のお茶農家、田畑隆俊さん

また、この時期の猛暑の中での農作業は非常にきついものがあります。特に荒茶工場の中でのお仕事はまるでサウナ状態!

隆俊さん 「夏を乗り越えると体重がすっかり落ちていた、なんてことがよくあります。猛暑で体調を崩さないように、体調の管理には特に気を遣う季節です。」

(除草作業のレポートはこちら、真夏の農作業のレポートはこちらです)


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【8月】 


 四番茶の摘採・荒茶加工

大体8月下旬~9月に行います。地域によっては摘採しないところもあります。


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【9月】 


 土づくり 深耕(しんこう)作業など

深耕作業・・・土を深く耕し、土の状態を改善したり雑草が生えるのを防いだりします。

(深耕作業の体験レポートはこちら


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【10月】 


 10月初旬 秋冬番茶摘採開始  


秋冬番茶・・・二番茶、三番茶の摘み採りを経て秋に摘むお茶のこと。地域によっては摘採しないところもあります


【地域ごとのお茶の摘採時期一覧】

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(クリックすると拡大します)


 秋整枝


秋に行う整枝の作業で、次年度の新茶の出来具合を決定付ける特に重要な作業です

(秋整枝の体験レポートはこちら

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【11月】 


 防寒対策 


冬場に畑の土が乾燥することを防ぐ“敷きワラ作業”や、スプリンクラーの点検作業などを主に行います。


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敷きワラ作業を行う、静岡県牧之原市のお茶農家

水嶋千利(ちとし)さんと、奥様の友子さん

千利さん 「秋整枝も含め、秋から冬の農作業というのは一見地味ですが、来年の新茶に向けてとても大事な作業です。一年間、気を抜くことなく面倒見るのが、おいしいお茶を育てる秘訣です。」


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【12月】 


 スプリンクラーや防霜ファンを使用した冬の霜対策  



その他、有明町では、一番茶や二番茶の季節に寒冷紗(かんれいしゃ:お茶畑にかける黒い幕)を用いて茶葉の品質向上を図ったりします。


いかがですか?お茶農家のお仕事の一年の流れが、何となく分かっていただけたでしょうか。特に、新茶の摘採というのはお茶農家のみなさんにとってとても重要なもので、“お茶農家の一年は新茶づくりのためにある”と言っても過言ではないと思います。

今年も「お~いお茶」が手放せなくなりそうですね!

2007年1月 5日 | 茶畑生活 |
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